第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「……。」
ゆりは少し顔を俯かせた。
響はそれが気になりゆりの頭に手をポンと置いた。
_ポン
「っ!」
「しけたツラすんじゃねぇよ……なんだ?
表の世界に帰りたくなったか?」
「っ!?っ違う、そんなんじゃ…!
っ……ただ、申し訳ないことしたなーって今更思ったり……」
「……お前、まさか……」
響は目を細めながらゆりを見た。
視線に気づいたゆりはキョトンと首を傾げた。
「っ……?
響さん、どうしたんですか……そんな難しそうな顔して……」
「っ!
っいや、なんでもねぇよ……今日は外に食いに行くか?
ここ何日かずっと室内で飽きたろ。」
「っうん……響さんがそう言うなら今日は外食がいいかな、
まだ特に夜ご飯の支度してないし……」
「わかった……30分後には出っから準備しておけよ。」
「はいっ、了解です!」
そして響も出かける準備をするべく一旦部屋を後にした。
ゆりもまた身なりを整え準備が終わるとリビングに向かった。
「響さん、お待たせしました!
いつでも出かける準備は万全ですよ?」
「あぁ、そうか……んじゃ、行くぞ。」
「うん!」
ゆりは響の腕に手を絡ませ隣を歩いた。直通のエレベーターで
地下駐車場まで降りると車に乗り込み再び地上を抜けた。
「響さん、今日はどこのお店連れて行ってくれるんですか?」
「……着くまでの秘密だ。」
「えぇ……でも楽しみです!」
「……。」
そして響はあるレストランを目指しその道のりは
紫鶴地域に入りゆりはその景色を見渡していた。
「……。」
「……なんか気になるもんでもあったか、」
「っ!
ううん別に……すごく穏やかそうな街だなぁって思って……
あとどれくらいで着くんですか?」
ゆりは突然声を掛けられ
肩をビクッとさせたが響のほうに顔を向けた。
「あと15分ってところだな……正面に見える山の上にある。」
「へぇ……なんか東京の街並みを見渡せそうな場所ですね!」
「あぁ、そうだな……」
「楽しみ〜♪」
「……。」
響は横目でゆりを見ながら運転をするのだった。