第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「ひとりに、しないで……」
「っゆり……」
ゆりは涙を流しその涙は響にも伝わった。
「過去なんてどうでもいい……
今響さんと過ごしてる日々が凄く幸せだから……だから、
ずっと一緒に居てよ……」
「……オレだって、今更お前を離すつもりはねぇよ。」
「ひびk‥_ガタッ…っ……」
響はそっとゆりの腕を解くとそのまま立ち上がり
ゆりのほうへ体を向けた。
「これからもずっと、一緒に居てくれるか?」
「っ当たり前じゃないですか!」_ギュッ…!
再び響に抱きつくゆり、
響もゆりの背中に手を回し抱きしめた。
「ゆり……」
「私は、ずっと響さんの側に居ますから……」
「あぁ……オレの側に居ろ。」
「響さん好き……大好き……」_ギュッ…
ゆりはギュッと抱きしめる力を強め
2人はしばらくの間抱き合うのだった。
そして昼食も済ませると2人で洗い物をしソファーの上で寛いだ。
「響さん、今日はもうお仕事終わり?」
「あぁ、どこか行きたいとこでもあんのか?」
「ううん……今日は、響さんの隣に居たいから……」
ゆりは響の肩に頭を乗せた。
響もゆりの頭に顔を乗せゆりの温もりを感じた。
「……近々、三船と会うつもりだ。
お前も……一緒に来てほしい。」
「ぅん……」
少し不安げに頷くゆり、響はゆりの頭を撫でた。
「……話せば、アイツもわかってくれるはずだ。
お前が余計な心配すんな。」
「っ……でも、」
(あの人の目、本気だった……私が藤ヶ谷ゆりだって信じて……
もしまたあの時みたいになったら……けど、今の私は
藤ヶ谷ゆりじゃなくて東郷ゆり……
私は、響さんの隣に居ていいんだよね……?)
「伊集院とジュリも居る、お前に手出しはさせねぇし
オレがやられるとでも思ってんのか?」
「っ……」
首を横に振るゆり、響はもう一度ゆりの頭を撫でた。
「安心しろ、アイツとは話をするだけだ。
オレだってアイツを傷つけるつもりはねぇよ……」
「響さん……」_ギュッ…
ゆりはギュッと響の上着を掴み体を寄せた。
そして運命の日は刻々と迫ってきた……。