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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第20章 ☆??ルート☆ Bad END


それから何日か経った頃、響は樹をとある会議室に呼び出した。


「何っすか東郷さん、急に呼び出して……
あ、もしかして三船くんのことっすか?」

「あぁ……お前には、定期的に三船を見張りを頼んでいたな。」

「そうっすね!
前にゆりちゃんと鉢合わせてから三船くんの様子
すっかり変わっちゃって中学時代?の頃に戻る勢いっすよ!
これマジヤバイっすよ?東郷さんの首狙う勢いですよ!」

「お前の報告を聞いて、それは懸念している……が、
結局奴がオレのところまで辿り着くことはできない。
あんな餓鬼がここまで来れるなら、
日本警察もとっくに場所くらいは見つけているだろうからな。」

「アイツら口だけっすからねぇ……けど、
三船くんのことについては甘く見ないほうがいいと思いますよ。」


樹はいつもになく真面目な表情で響を見た。


「どういう事だ?」

「東郷さんも、
三船くんのゆりちゃんを想う強い気持ちは知ってるでしょ?」

「……。」

「三船くんは可哀想なことに物心つく前から親に捨てられ
ずっと愛を知らずに生きてきた……そりゃ、三船くんにも親友や
家族のように想ってくれていた他人もいるけど
彼が本当に大切に想えたのはゆりちゃんだけだった……。」

「ふっ……そのようだな。
藤ヶ谷ゆりが消え父親や身近な連中さえ死んだと認識してる中、
アイツだけは一目見ただけでゆりだと見破りやがった……」


軽く口角を上げながら言う響、まだ余裕がある表情を樹に見せた。



「アイツの執念も凄いものだが、
ゆり自身はもうアイツのことは何も覚えていない。

アイツが何しようが無駄な足掻きだ。

餓鬼如きに寝首を掻かれるオレでもねぇしな……」


「……そんな余裕、見せちゃって大丈夫っすか?
東郷さんだって、人間なんだから絶対なんて言葉はないっすよ……」

「何が言いたい?」

「そんな余裕ぶっていると、
本当に三船くんに寝首搔かれてもおかしくないですよ?
東郷さんが力づくでゆりちゃんを自分のモノにしたように、
三船くんだって力づくで取り返そうとすることだってある……」

「それは一理あるかもしれないな……だが、」
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