第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「っ……」
「まぁ今のオレは?
組織側でもCIA側でもなく憲ちゃん側に近いんだよね。
だから……オレも手伝うよ?
響さん殺す手伝い♪」
「っ!?」
「どのみちさ、
裏社会の人間なわけだし最終的にはいない方が色々平和でしょ?
それでゆりちゃん救い出して憲ちゃんのハッピーエンドで終える、
敵もいなくなるし一石二鳥でしょ?」
「っ……そんなこと、ほんとに出来んのか?
ゆりをアイツから助け出したところで、
俺のこと何も覚えていないんじゃ……」
「伊集院さん捕まえれば問題ないっしょ!
記憶取り戻す薬だってあると思うし
脅しでも何でもして貰えばいいんだよ!」
「……なるほどな、」
「記憶戻ったら、すぐ憲ちゃんのこと思い出すよ?
だってゆりちゃんが本当に好きなのは憲ちゃんだよ?
今のゆりちゃんは響さんを好きだって言ってるけど……
それは結局 "まやかし" 。
ゆりちゃんを操ってそうさせてるに過ぎないんだからさ……
"本当の王子様" が迎えに行ってあげなくちゃね?」
樹は憲吾の耳元で囁いた。
そして憲吾は口角をあげニヤリと笑みを浮かべた。
「あぁ……そうだな。
俺が、ゆりを迎えに行かないといけねぇんだよなぁ……」
「ふふ……そうこなくちゃね、憲ちゃん♪」
憲吾は樹から手を離した。
「……まずは何をすればいいんだ。」
「そうだなぁ……響さん色々警戒心も強いからすぐには無理!
オレが響さん揺するからそれまで憲ちゃんは現状維持?……あ、
でもCIAの協力者ってことで表上はCIAの一員になってもらおうかな。
オレが今所属してる特殊班のね。」
「一般人、ましてや高校生がそんなことできんのか……」
「憲ちゃんだって特別に北京連れて行ってもらったでしょー?
それに……前々から憲ちゃんには目をつけて
CIAにも組織を潰す鍵になるって報告してあるから大丈夫よ?
そんなに気にしないでも。それにオレがフォローするし!」
「……。」
「……一応拳銃の扱いも慣れておこうか?
憲ちゃんの持ってる覇気も十分武器にはなるけど
響さんもそれくらいは把握してるだろうし?憲ちゃんが拳銃向けてきたら
さすがの響さんもびっくりするだろうし笑」
「覚えておいて損はないな、どこで練習するんだ?」