第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「っCIA……」
「そっ!
その中の特殊班で情報収集だけじゃなく直接手をかけることも可能!」
「……ならお前は、日本ではなくアメリカの人間ということか?」
(どう見ても日本人にしか見えねぇけど……)
「名目上はそうなるね、簡単に言うとコ●ンのキール的な感じ笑」
「……。」
(コ●ンとかメタ発言すんなよ……)←
「……なんか憲ちゃん、
日本人なのに何でアメリカみたいな顔してんね。」
「っそりゃ……どう見ても日本人だし……」
(国を守るっていうなら、普通に公安とかじゃ駄目だったのか?
CIAに入れるくらいの頭脳ならそれくらい余裕のはず……
それとも、CIAと見せかけての公安か?
いや、それだと櫻井さんの足を引っ張ってた事になるし……)
「お国を守るってだけなら別に警察でもいいだろって思うよね。」
「っ!」
憲吾は樹に自分の心を読まれているんじゃないかと錯覚し
目を見開いて樹を見た。
「……何で日本人のオレが日本警察じゃなく
CIAに入ったか聞いてくれる?
一応ビジネスパートナーだしね。」
「っ……あぁ、聞かせてくれ……」
「まず単刀直入に言うと、オレ日本嫌いなのよ。」
「っ!?」
「別に日本人が嫌いってわけじゃないよ笑
国の政治とか警察が嫌いってだけの話……だから、
オレも憲ちゃんと同じで日本警察は信用してないんだよね。」
「っ……」
(まさかコイツも、俺と同じように誰かを見殺しにされたのか……?
だから俺に声を……いや、そこまではねぇか……)
樹の思いがけない言葉に驚きを隠せない憲吾。
「……何でオレが信用してないかって言うとね、
15年前の事件が……って憲ちゃんはわかんないよねぇ笑
まぁ一応、ゆりちゃんにも関わりないことはない事件で
ゆりちゃんのお母さんに関わりが深いかな。」
「っ!?(ゆりの母親に関わりがある事件ってまさか……)
っ……それ、誘拐事件か何かあった時のことか?
ゆりの母親が、拉致されたっていう……」
「……あれ、憲ちゃん、知ってたの?」
樹は目をパチクリさせながら憲吾を見た。