• テキストサイズ

藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第20章 ☆??ルート☆ Bad END


「あぁ、ご苦労だったな……後はこのまま部屋に戻っていいんだな?」

「はい。あと30分もすれば目を覚ますはずです。」

「わかった……引き続き頼んだぞ。」

「お任せください、東郷様。」


悟はお辞儀をし、響はゆりを抱き抱えプライベートルームに戻った。
そしてゆりをベッドに寝かせゆりが目を覚ますのを待った。


「……。」

「もう何も苦しむことはねぇ……ずっと、オレの側にいればいい……」

「……。」


ゆりの頭を撫で椅子に座り見守った。
そして悟が言ったようにゆりは30分ほどで目を覚ました。


「っん……」

「起きたか……おい、目が覚めたか?」

「響…さん……」


ゆりが起きたのに気づき響はゆりの元へ行き顔を覗いた。
少し眠そうにしているゆりだが
まだ見た感じは特に変わった様子はなかった。


「……お前の名前は?」

「へぇ?……ゆり、ですけど何ですか今更……

私、東郷ゆりですよね……?

響さんの、恋人で……」


「……あぁ、そうだ。」

「……何で今更聞くんですか?」

「ちょっと気になっただけだ。
……それ以外に覚えてることは?」

「え……?」


ゆりはベッドから起き上がり響を見上げた。
そして少し涙を浮かばせていた。


「っ私……何も覚えてないんですけど……響さん以外、誰も……」

「……お前は、ちょっとした記憶喪失になってたんだ。
今から写真を見せるから、今はソイツらだけ覚えとけばいい……」

「……はい、」


響は樹と悟、他2人の部下の写真をゆりに見せた。


「……これだけ、でいいんですか?」

「あぁ……お前は元々ここで育ったからな。」

「……パパやママはいないんですか?」

「……お前は赤ん坊の時に親に捨てられた。」

「っ……」


「捨てられた」と言う言葉にショックを受けたのか顔を俯かせた。
響はゆりの頭を撫でるとそのまま抱きしめた。


_ぎゅっ…


「っ……!」

「オレが居んだろ、お前を捨てた親のことなんて忘れろ。」

「っ……」


ゆりは涙を流すとそのまま響の胸中に顔を埋めた。
響はもう一度頭を撫でてやりしばらくゆりを抱きしめていた……。


「……。」
/ 1590ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp