第20章 ☆??ルート☆ Bad END
ほんのり頬を染めながら響を見上げるゆり、
響はゆりの頭を撫でると額にキスをした。
_ちゅっ…
「っ……///」
「……ほんと、可愛いやつだなお前は……」
「っ……また、するの?///」
「そうだって言ったらどうすんだ?」
「っ……シャワー、浴びてからのほうがいい……///」
「んじゃ、一緒に入るか?」
「っ……ぅん……///」
少し恥ずかしそうにしながらも小さく頷くゆり、
響はそのままゆりを抱き上げ抱っこをしながら浴室に向かった。
「っ自分で歩けるってばぁ……!///」
ゆりは足をバタバタさせたが
構わずゆりを抱っこしたまま直行する響。
2人でお風呂も済ませゆりは
ベビードールに着替えるとスキンケアを始めた。
「……おい、今日もするのかよ。」←
「女の子の嗜みです!日課なんです!
ニキビとかできたらやだし……」
「……別に、そんな手加えなくても上質な肌質持ってんだろ。」
「っ……毎日のお手入れは必要なんです!
待ってるの嫌なら先部屋に行けばいいじゃないですか……」
「……。」
文句を言いながらも特に出ていかない響、
ゆりはそんな響に構わずお手入れを続けた。
響side
ゆりの記憶を消して、10日程度経った。
特に問題もなく周辺の奴らも確実に死んだと認識している。
だが三船だけは、
ゆりがまだ生きていると信じているらしい。
今日の様子を見れば一目瞭然だ……。
_記憶を消す前の前日
「警察や公安は、お前が見つかるまで捜査を続けるだろ……
それだけじゃねぇ……三船や父親だって、
それ以外の奴らもお前を必死に探すだろうからな……」
「っ……」
「そこでだ、」
「っ……」
「……藤ヶ谷ゆりを、死んだ者とする。」
「っ!?」
「要は国民全員に、お前が死んだと思わせるんだよ。」
「っ……そんなこと、できるんですか……?
アンドロイドを作るにしても、警察が捜査すればすぐ偽者だって……」
「普通に作ればな……だが、
お前そのもののクローンが作れないってわけじゃない。
時間が掛かるが完全体のクローンを作れば
お前が藤ヶ谷ゆりだって証拠はできる。
死んだと認識するしかなくなる……」