第20章 ☆??ルート☆ Bad END
そしてジュリは軽くおかずを摘むと仕事に行く準備をした。
その間、餌を食べ終えた空の相手をする羽目になった憲吾は
膝の上に乗ってる空をとりあえず撫でていた。
「……あ!風呂はそこだから好きな時に入って、
オレのスウェットも出してあるからそれ着ていいよ!」
「ありがt「ワンワンっ♪」…っはいはい……」
(ってか、犬どう扱えばいいのかわからねぇ……)←
「空すっかり憲ちゃんに懐いちゃってるじゃん笑
……それと、寝る場所だけどとりあえずオレのベッドで寝ていいよ!
オレの部屋は階段登った先の手前だから」
「っ俺は別にソファーでも構わねぇけど……」
「ソファーじゃだめだめ!
憲ちゃんの部屋一応用意はしてあるけど
ベッドとかまだないんだよねぇ……明日ネットで注文しよう♪」
「っだからいいっt「憲ちゃんはもうこっち側の人間でしょ?」っ…!」
「それに……あの双子とも縁切ったんでしょ?
オレのこと、兄貴と思って慕ってくれてもいいんだからね♪」
「っ……」
「逆にオレは憲ちゃんのこと
弟分として見てるから兄貴の命令は絶対ね♪」
「っ……わかった、」
(しばらくコイツの部屋に居候することになるし、
コイツの言うことは聞いといたほうがいいか……)
憲吾はジュリの言い分を聞き入れることにした。
そして仕事に向かったジュリは部屋を後にそこには憲吾一人と空1匹、
空は一向に憲吾から離れようとはしなかった。
「っお前……いつまで膝の上乗ってんだよ……」
「クゥ〜ン♪」
「っはぁ……」
(ゆりは、今どうしてんだ……またアイツに……)
ふとゆりを思い出す憲吾、そしてジュリと会う前にDolce.で
買ってきたマカロンとスイートポテトのことを思い出した。
「すっかり忘れてたが……賞味期限はまだ余裕あるか……」
憲吾は紙袋からスイートポテトを取り出した。
「……ゆりが、好きな味……」
(夜にお菓子食べるのは抵抗あるが……)
包装袋からスイートポテトを出すと一口を口に運んだ。
口の中には程よいさつま芋の甘さが広がった。
「っ…うまい……」
(確かに、ゆりが何度も食べてるのわかるな……)
「ワンワンワンっ!」
「っ!?
っお前は食べたら駄目だろ……!」
空も何やら食べたそうにしていたが憲吾はそれを阻止した。