第20章 ☆??ルート☆ Bad END
圭吾と勇吾が憲吾の捜索を一時断念した頃、憲吾はジュリと共に移動中。
あれから15分ほどが経ち新港区に入った。
「オレのうちまであと少しだよ!」
「……組織の本部も、同じ区にあんのか?」
「ううん!でも近いといえば近いかな……
響さんにも離れすぎないとこに住めって言われてるけど、」
「……場所、まだ教えられないのか?」
「……あのねぇ憲ちゃん、今場所行ったところでどうすんの?
まさか殴り込みいくつもり?」
「っ……」
「国さえも本部見つけられてないんだから無理無理!」
「っ……」
憲吾はジュリの言葉に視線を逸らした。
「……ま、気持ちはわからないでもないけどねー」
「……お前、組織を潰す側の人間なのか?」
「そこは二重スパイだから何とも……でも潰す気になれば潰せるかな。
まぁオレが国の人間ならそうするかもだけど……」
「……?
お前、日本人じゃないのか?」
(見た感じハーフでも何でもなさそうだが……)
「生まれも出身もオレは日本よ!
でもオレは日本の味方とは言い難いだろうねぇ……
オレが完全なる日本側なら公安とかにチクるだろうし。」
「……どう言うことだ?
まさか、今は日本が国籍と言うわけではないのか……?」
「……そうなr‥あ、
駐車場にもう着くから部屋着いたらその辺も教えてあげるね。」
「……。」
どうやら自宅周辺に着いたようでジュリは地下駐車場へ入っていった。
そして車を駐車場に止めた。
「はいとうちゃ〜く!お疲れさ〜ん!」
「……。」
(セキュリティもかなり厳重な感じだな……)
憲吾は車から降り辺りを見渡した。
「んじゃ!オレの部屋に案内するから着いてきて、」
「……。」
車の鍵を閉めジュリは歩き出し憲吾もその後に続いた。
エレベーターに乗りこむととジュリは25階のボタンを押した。
「オレの部屋25階だから結構高いでしょ?
高いとこ無理とかそういうのない?」
「特に大丈夫だ。」
「ならよかった!」
そしてエレベーターが25階に到着した。
「ふぅ〜!
このあとシフト入ってなけりゃテキーラショット飲みてぇわ!」
「……。」
(コイツがもしどこかの国を守る組織の人間なら、
相当優れてるってことか……見た感じはそうは見えないが……)
そんな事を思ってるうちにジュリの部屋の前に着いた。
