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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第20章 ☆??ルート☆ Bad END


「そん、な……」

「彼女と昔から顔馴染みである
志村巡査と立花巡査にも聞き込みましたが、
藤ヶ谷ゆりで間違いないとのことです……」

「っ……そんな嘘だ!なぜ彼女が!!」
(そんなことあるはずない!!もしそれが本当なら憲吾はどうなるの?
あれから憲吾は全く元気もなくて練習もまともに出来ていないって
吾郎くんも言ってた……もし遺体がゆりちゃんだったら……)

「っ……」


警部の言葉を信じられない圭吾は思わず声を荒げた。
そして自分の目でも確かめる為に梯子を降り遺体の確認に向かった。
その先には涙を流しながら声を荒げる徹平と
静かに涙を流す団司の姿もあり2人の目は赤く腫れ上がっていた……。


「ぅ…ぅう……!
っんなの嘘に決まってんだろうが!!
ゆりちゃんが、ゆりちゃんが死ぬなんてよッ!!!」

「っゆりちゃん……何でこんな……」


「っ……」
(そんな……嘘だ……嘘に決まってる……ゆりちゃんなわけ……)


だが圭吾はまだ現実を受け入れられなかった……。
圭吾の視線に気づいた団司は圭吾のほうを見た。


「っ葛木、警部補……」

「っ……立花巡査……」
(あんなにも冷静だった立花巡査もあんなに目が腫れて……本当に、
本当にゆりちゃんが死んだっていうの……)


圭吾はゆっくりと歩み寄っていき
遺体の前まで来るとその場にしゃがみ込んだ。
そして顔を見てみれば圭吾も知るゆりの顔だった……。


「っそんな……嘘、だろ……っそんなこと!!」

「……葛木警部補、貴方がどこまでゆりちゃんを知ってるかは
知りませんけど彼女は間違いなくゆりちゃんです……
ゆりちゃんは、誰かに殺されたんだ……いや、


例の組織に殺されたんだろ?
アンタらが捜査してる裏組織の……」


「っ……」


圭吾は自身に向けてくる団司の鋭い視線に思わず後ずさってしまった。
団司のその表情は怒りと悲しみで溢れており
すぐ隣にいる徹平よりも感情に露わにしているように思えた……。


「っ……お前らは、
これまで何やってきたんだよッ!!!!!」

「っ!?」

「っ立、花……?」


そして圭吾に向け声を荒げる団司、
圭吾は目を見開き徹平は涙を流したまま団司に体を向けた。
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