第20章 ☆??ルート☆ Bad END
徹平side
ゆりちゃんが死んだ……。
『俺は、最後まで……いや、これからも永遠に愛し続ける。』
『っ……私も、天国にいってもでずっと、太輔を愛し続けるから(微笑)
太輔とゆりを、永遠に見守り続ける……』
あの2人の、大切な娘が死んだ……。
偶然か、必然か……
その2人の思い出の場所でゆりちゃんが死んでいた……。
俺や立花は、
ゆりちゃんがどんな連中に目を付けられて
何されたとか何も聞かされていない。
ただ公安とかが国に関わる裏組織の捜査をしていてそれに
ゆりちゃんが関わっているかもという噂程度の話しか聞いてない。
けど今……現場を目の前にして馬鹿な俺でもすぐわかった。
一週間前の誘拐はその組織で、殺したのも組織の連中だ。
ゆりちゃんは、
その組織に目を付けられた挙句理不尽にも殺されたんだ……。
俺も立花も、その場で泣き崩れた。
「ぅ…ぅう……!
っんなの嘘に決まってんだろうが!!
ゆりちゃんが、ゆりちゃんが死ぬなんてよッ!!!」
「っゆりちゃん……何でこんな……」
嘘だって思いたい……この子はゆりちゃんじゃないって……
でも……この子は間違いなくゆりちゃんだ……。
……この首に掛けているネックレス、これはゆりちゃんが
受け継いだ世界にたったひとつしかないペアネックレスの片割れ……。
ゆりちゃんのお母さん、百合ちゃんのネックレスが
それを物語っている……この子が、
ゆりちゃんだっていう何よりの証拠だって……。
俺らが悲しみに暮れている中、警視庁の葛木警部補がやって来た。
立花が声を掛けたことで俺も気づき警部補に目を向けた。
警部補の表情も、凄くショックを受けていることがわかった……。
けど……
「っそんな……嘘、だろ……っそんなこと!!」
何で部外者のお前が、そんなツラしてんだよ……。
お前らの捜査が進まなかったせいでゆりちゃんは……
ゆりちゃんは死んだんだ……。
お前ら上の連中にも、ゆりちゃんは殺されたんだ……。