第20章 ☆??ルート☆ Bad END
激しいキスを繰り返す響、ゆりは細やかな抵抗をしながらも
少しずつ身体を響に許していった……。
そんな中、響のズボンのポケットからLINE電話の着信音が聞こえてきた。
行為に夢中になっていたゆりはその音に思わず驚いた。
「っ!?///」
「あぁ……お前のスマホ返すのすっかり忘れてたな。
もう外部からお前の位置情報を調べることは出来ねぇように細工した。
入ってるデータも削除するつもりだったが、
お前の記憶を消すまでは残してやることにした……。」
「っ……何でそんなことわざわざする必要が……///」
(早く捨てるなり壊すなりしたほうが手っ取り早いのに……)
響の不可解な行動に思わず問いかけるゆり。
「……オレも、人並みの情はあるようだな。
お前限定らしいがな……」
「っ……///」
(一体誰が……もしかして、パパかな……もしくはキラちゃんとか……)
そんな話をしながらもまだ着信音は鳴っていた。
ゆりは涼介達から何かしら連絡がいったであろう太輔やキラを
思い浮かべた。だがゆりは電話に出るつもりはなかった。
もし本当に太輔であれば思わず助けを求めてしまいそうで怖かった……。
そんな中響はポケットからゆりのスマホを取り出し着信主を見た。
その相手はゆりが少しも想像していなかった相手だった……。
「……三船憲吾、」
「っ!?」
(っ憲吾……?何で憲吾が……)
響が出した人物の名前に思わず目を大きく見開くゆり。
驚きを隠せないゆりを見る響、
「……出たきゃ出てもいいぞ。」
「っ!?」
「もうアイツと話すことはできなくなる。
それくらいの情はかけてやってもいいぞ。」
「っ……出ません。
私はもう、憲吾と別れたんです。もう、
連絡だってするつもりも出るつもりなんて少しも思ってませんから……」
視線を横にずらしながら言うゆり、だが響は通話ボタンを押し
スマホを耳にあて憲吾からの電話に出た。
「っ!?」
『っゆり!今どk「まさかお前が電話を掛けてくるとはな、」
っお前は……!』
「っ……」
(憲吾……)
微かに聞こえてきた憲吾の声、思わずゆりは涙を流した……。