第20章 ☆??ルート☆ Bad END
ゆりside
時間は遡りゆりと響は夕食を食べるところだった。
ちなみに出来上がったメニューはジェノベーゼパスタ。
「こんなもんだろ……おい、出来たぞ。」
「っはい……ありがとうございます。
……あ、お皿運びます。」
ゆりはソファーから立ち上がるとキッチンに向かい
盛り付けられたパスタの皿をテーブルに運んだ。
「随分気がきくじゃねぇか、」
「……別に、ご飯作ってもらいましたしそれくらいは……」
(美味しそうな匂い……本当に料理できるんだ……)
ジェノベーゼの他にもサラダもありゆりはそれらを運んだ。
一通り料理を運んだゆりは椅子に腰掛け
軽く片付けを終えた響も席についた。
「腹減ってんだろ、食えよ。」
「……いただきます。」
ゆりは手を合わせると
フォークを手に持ち早速パスタを口に運んだ。
「……っおいしい……」
「お前の口に合うようでよかったな。」
響はワイングラスにワインを注ぎワインを一口飲むとパスタを食べた。
その様子を見ていたゆりは……
「……。」
(ワイン片手とか大人な食べ方……)
「おい、何人の顔見てんだ。」
「っ!?
っ何でもないです……」
ゆりは急いで視線を料理に向けサラダを口にした。
「……酒でも飲んでみてぇのか?」
「っ違います……!
未成年なのに飲むわけないじゃないですか!」
「ふっ……冗談だ。
真に受けてんじゃねぇよ。」
「っ……」
ゆりは軽くほっぺを膨らませながらパスタを食べ始めた。
そして夕食を済ませると食器類をシンクに持っていった。
「あの、洗い物くらい私しますけど……」
「別に気使わなくてもいいんだぞ、食洗機もあるしな。」
「っ何もしないのは、逆に落ち着かなくて……」
「……おめぇがそうしてぇなら構わねぇぞ。」
「はい……」
ゆりは洗い物をすることにし響はとりあえずソファーに座り
ゆりの様子を見ていた。その目線が気になったのか、ゆりは
響に目を向けた。
「っそんなに見られると、恥ずかしいんですけど……」
「おめぇも散々見てたろ。」←
「っ!?」
(気づいてたんだ……)←
「……自分の女見て、何が悪いんだよ。」
「っ……」