第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「……おい、どうした?
食欲ねぇとか言うなよ。」
「っ!……別に、何でもねぇ……
お前が手抜きじゃないなんて意外だな。」
「俺だってこれくらいは作るわ、」
勇吾は憲吾の言葉にムッとさせたが
2人はたらこパスタを食べ夕食を済ませるのだった。
それからは軽くシャワーも浴び憲吾は寝ることにしたが
勇吾の計らいで圭吾のベッドで寝せることにした。
憲吾は「ソファーでいい」と言い張ったが勇吾は無理矢理憲吾を
圭吾のベッドに寝かせた。
「っおい!」
「明日も学校だろ、それにストレスだって溜まってんだろ?
どうせ圭吾は今日帰ってこねぇし遠慮せず寝ろ。」
「っ……」
「……んじゃ。お休み憲吾、」
「っ……あぁ、おやすみ……」
憲吾は諦め圭吾のベッドで寝ることにし勇吾に「おやすみ」と告げると
そのままベッドに潜った。スマホのアラームをセットし枕元に置いた。
そして目を閉じ眠ることにした憲吾だったがゆりや響の言葉が
頭から離れずなかなか寝付けることができなかった。
「っ……ゆり……」
時間もそれなりに経ちようやく眠りにつこうとしていたが
無意識に出たゆりの名前、一筋の涙を流しながら眠りに入った。
時刻は現在22時、普段より寝る時間は早いが今日の疲れもあったのか
意識が遠くなりそのまま深い眠りについた。
その一方で勇吾はベランダでタバコを吸いながら黄昏ていた。
「……あのガキンチョ、
この次会ったらデコピンどころじゃ済ませねぇからな……」
(あの憲吾がここまで夢中になった奴はおめぇが初めてだ……
だから憲吾は今苦しんでんだよ……早く、
そのツラをアイツに見せてやれよガキンチョ……でなきゃ、
アイツはそのうち壊れるぞ……)
勇吾はベランダで一服すると
吸い殻を灰皿に入れ憲吾の様子を見に行くことにした。
圭吾の部屋に入ってみれば憲吾は眠りについていた。
ベッドに近づき顔を覗いてみれば涙を流した跡がついていた。
「……本当にあのガキンチョが好きなんだな、憲吾……」
「っゆり……」
ゆりの名前を呟く憲吾、そんな憲吾の目元からはまた涙が流れた。
「夢でも見てんのか?ったく、」
(ここまで憲吾を追い詰めるなんざ、とんでもねぇガキだな)