第20章 ☆??ルート☆ Bad END
『っそんな……ゆりちゃんがなんで……』
「っ……けど、
ゆりには誰にも言えないやむを得ない事情があったのは
確かなはずなんだ……でなきゃ、あのゆりがあんな事……」
『っ憲吾……』
「……マネージャーおろか、おめぇにも何も言わなかったのかよ
あのガキンチョは……」
「っそれくらい、ゆりは追い込まれていたはずなんだ……!
お前ら警察や櫻井さん達国もまともに動けてねぇ中
アイツに脅されてゆりは……!!」
「……。」
『っ……ごめんね憲吾、俺たちの力不足で……』
「っ……」
(ゆりが自らアイツを選んだなんて絶対嘘だ……アイツらが、
アイツがゆりに選ばせる状況を作ったんだ。
ゆりが望んで、こんな事選ぶはずないんだ……)
『憲吾、いろいろ話してくれてありがとう……他に、言う事はある?』
「……特にはない。
けど、絶対ゆりを見つけてほしい……ゆりは、
また苦しんでいるんだ……なら、早くそこから解放してほしい……」
『わかった……俺たちも全力を尽くすよ……もしかしたら今日は
うちに帰れないかもしれないから勇吾にも伝えておいて?』
「わかった……」
そして2人は電話を切り憲吾はスマホを勇吾に返した。
「圭吾、今日は帰れないかもしれないって言ってた……」
「ま、あのガキンチョが拉致されてまだ尻尾すら掴めてねぇみたいだからな……
お前……」
「……。」
憲吾は自身に顔を向ける勇吾を怪訝そうに見た。
「……あのガキンチョにどんだけお熱なんだよ。」_ポンッ
「っ……」
勇吾は憲吾の頭をポンと叩いた。
「っ餓鬼扱いすn「圭吾たちはやってくれる。」っ……」
「圭吾なら、ぜってぇあのガキンチョを見つけてくれるはずだ。
おめぇはいらねぇ心配すんな。」
「っ……」
「……飯はできてる。とりあえず飯は食え。」
「っ……あぁ、」
勇吾はダイニングテーブルに憲吾を座らせ作っていた料理を食卓に並べた。
どうやら今日はたらこパスタのようだ。憲吾は以前ゆりや吾郎と
一緒に食べたたらこパスタを思い出した。そしてゆりと
最後に会った日も同じ店で料理を食べたことも思い出していた。
「っ……」
(ゆり……)