第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「っるっせぇな……」
憲吾は勇吾から目を逸らした。
「……憲吾を送ってくれてありがとうございます。
あとは俺が面倒見るんで。」
「ありがとうございます。
それじゃ三船くん、明日も学校があるだろうからゆっくり休んで?」
「ありがとうございます、」
こうして憲吾は涼介と別れ勇吾と共に部屋に向かった。
勇吾は移動中、憲吾に声をかけた。
「……おい、大丈夫か?」
「っ別に、俺は大丈夫だ……」
「どこが大丈夫なんだよ。
つーか、やっぱアイドルと付き合ったのが間違いだったんじゃねぇか?」
「っ!」
(は……?)
「お前らにこれまで何が起きたかは知らねぇけど
そもそも住む世界が違い過ぎたんだよ。これを機に
諦めr_グイッ!「ッざけんな!!お前に何が分かんだよ!!」
憲吾は思わず勇吾の胸倉を掴んだ。
だが勇吾は特に気に留める様子はなく憲吾は勇吾を睨んだ。
「……。」
「っ……何も知らねぇくせに、知ったかぶりすんな……」
「……おめぇの為に言ってんだよ。
これ以上アイツに関わらねぇ方がいいんじゃねぇの。」
「っお前にゆりの何が分かんだよ……っ俺はこのまま……!」
(このまま、諦めるわけにはいかねぇんだよ……
ゆりと、ちゃんと話して……)
「おめぇをここまで変えるなんざ、
いろんな意味ですげぇなあのガキンチョ……ま、今は適当に休んどけ。
明日は学校まで送って行ってやるよ。」
「っ餓鬼扱いすんな、
学校だってそんなに遠くねぇし一人で行ける……」
憲吾はそう言うと胸倉から手を離し勇吾たちの部屋に歩み出した。
勇吾は少しの間じっと憲吾を見ると同じ方へ歩き出した。
そして部屋に入った2人、憲吾はソファーに座るとスマホを開いた。
「なんだ?あのガキンチョにでも連絡すんのか?」
「っ!……っ別に……」
(無意識開いてたか……電話を掛けたって、
どうせゆりは出てくれない……けど……)
勇吾は冷蔵庫を漁りながらスマホを弄る憲吾を茶化した。
憲吾はハッとしたがゆりのLINE画面を開いた。
もしかしたら助けを求めているゆりが出てくれるかもしれないと
少しの希望にかけベランダに出てLINE電話をしてみることにした。
それに勇吾も気づいたがあえて口出しはしなかった。
「……どんだけお熱なんだよ」