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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第20章 ☆??ルート☆ Bad END


憲吾side

時刻が7時を回ろうとしていた時、涼介のスマホに圭吾から連絡が入った。
涼介はゆりが見つかったかもしれないという希望を抱き
電話に出たがゆりはまだ見つかっていないらしい。
どうやら圭吾は憲吾のことが心配のようで連絡をしてきたようだった。
電話でのやりとりを終えた涼介は憲吾に目を向けた。


「三船くん、ゆりちゃんはまだ見つかっていないみたい……」

「っ……」
(ゆり、一体どこにいるんだよ……)

「でもこのまま三船くんまで残るわけには行かないでしょ?
もう7時になるし送っていくよ。」

「っいえ……!今日はバイクで来てるので自力で帰れます……」

「……余計なお世話かもしれないけど、今の三船くんを一人にするのは
ちょっと不安なんだ……」

「っ……」

「葛木さんも、凄く心配してたよ?
今の三船くんを一人にするのは不安だから
葛木さんの自宅に送って欲しいって頼まれちゃったし……」

「っ!?」
(圭吾の奴……余計なことを……)

「今なら勇吾さんの方がいるみたいだし連絡も入れたって。
だから今日はお兄さんのうちに泊まっていった方がいいと思うよ?」

「っ……」

「三船くん……組織にも君のことはバレてるんだよね?
ゆりちゃんの彼氏だってこと……」

「っ……はい、東郷は俺に対して『覚えた』と言いました……」

「なら、三船くんまで組織に狙われる可能性があるってこと……
ゆりちゃんが見つかるまでは一人でいるのは危険だと思うんだ。
もしかしたら一人でいるところを狙われることだってある……」

「っ……」


憲吾は涼介の言葉に顔を俯かせたが瑛二の言葉で再び顔を上げた。


「三船くん、涼介や葛木さんの言う通りにしなさい。
君にまで危害がいくことになればゆりだって悲しむ……
少しでも安全な場所にいた方がいい……」

「っ美澤社長……」
(ゆりが悲しむ、か……)

_コクッ「……三船くん、そろそろお兄さんのところに行こうか?」

「っ……はい、よろしくお願いします。」


複雑な気持ちのまま涼介や瑛二の言う通りにすることにした憲吾、
バイクの鍵は別の社員に預け後ほど憲吾の自宅まで持っていくとのこと。
憲吾は涼介の車で勇吾が待つマンションへ向かった。
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