第20章 ☆??ルート☆ Bad END
響はカバンの中身を軽くチェックすると
ゆりのスマホをポケットに入れた。
「……特にねぇようだな、」
「っ……」
「んじゃ、また後でな。」
そして伊集院の元に向かう為響はプライベートルームを後にした。
ひとり残されたゆりはとりあえず自分の部屋に入った。
「外もすっかり暗くなっちゃった……繁華街の景色凄いなぁ……」
ゆりは大きな窓から見える繁華街の夜景を見渡した。
「……みんな、ごめんなさい。
でも……もう私にはこれしか……」
カーテンを閉めゆりはベッドに寝転び目を閉じた。
_ばふっ…
「……明日には、もう今の私はいないのかな……」
そしてゆりはそのまま浅い眠りに着いた。
その一方で響が戻ってきたのはここから1時間半後だった。
リビングなど特に見当たらなかったので
響はゆりの部屋の扉を開け入ってきた。
「スピー……」
_ガチャッ
「おい……って、また寝てんのかよ……」
「スピー……」
「……。」
響は寝ているゆりの元に行くとベッドに腰掛けた。
ベッドが少し揺れた弾みでゆりはうっすらと目を開けた。
「んッ……」
「おい……」
「っ……響、さん……」
(いつの間にか寝ちゃってたんだ……)
ゆりはゆっくりとベッドから起き上がった。
「別に寝ててもいいんだぞ、
それとも腹が減ったか?」
「……少しだけ、」
(もう7時過ぎてる……)
ゆりは部屋の時計に目を向けた。
響はベッドから立ち上がった。
「……?」
「適当に何か作ってやる、パスタでもいいか?」
「はい、なんでも大丈夫です……あの、私も何か手伝いますか?」
「別に、今日は必要ねぇよ。
ま、飯はダイニングテーブルで食うことになるからな。
眠けりゃソファーでも寝てろ。」
「はい……」
ゆりもベッドから降り響と一緒にダイニングルームに移動した。
とりあえずゆりはソファーに座った。だが特にやる事がなかった
ゆりはキッチンで料理をしている響の方に目を向けた。
「……。」
(やっぱり料理してるとこ全然想像つかないや……)←
そんなことを思いながらゆりは料理ができるのを待つのだった。