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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


「っ!」

「……。」


太輔を見上げたゆりは苦虫を噛み潰したような表情をした……。


「っゆり、本気で言ってるのか……?」

「本気だよ。
憲吾と、何話したかは知らないけど私はもう憲吾のこと好きじゃないから……」

「っ……」

「……なんでパパがそんな顔するの?
パパも、私と憲吾がパパとママみたいって思ってたの?」

「っ……それは……」

「っちょゆりちゃん……さすがに今その話は……」


ゆりの言葉に目線を逸らす太輔、
涼介は思わずゆりを止めようとしたがゆりは言葉を続けた。


「私たちを、パパたちと一緒にしないでよ。
……重いからさ、」

「っ!」

『っ……!』
(ゆり……何でそんなこと……)


百合はゆりの言葉にショックを受け
涙が出そうになったがなんとか涙を堪えた。
太輔もゆりの言葉にショックを受け言葉を失くした。


「……確かに、憲吾はパパみたいに凄く優しいよ……
けど、私には……」


顔を俯かせながら言うゆり、その声は少し震えていた……。
そんなゆりの肩に手を置く涼介。


「ゆりちゃん……」

「っゆり……」
(一体、2人の間に何があったっていうんだよ……)

「……報告したいことは、それだけだから……憲吾とはもう恋人でもなんでもないから。
今は、仕事に集中したいの……。」

「っ……そう、か……」
(今俺が、何言っても駄目だ……けど、本当の理由が知りたい……
ゆりがそう簡単にアイツを嫌いになるなんてこと……)


太輔はやむなくゆりの言葉を受け入れ後日涼介に改めて
事情を聞いてみようと思うのだった。
そしてゆりはティーカップに注がれたレモンティーを
全部飲み干すと椅子から立ち上がった。


「ご馳走様……パパのレモンティー、美味しかったよ。」

「っ……ありがとな、また暇ができたらいつでも来い……」

「ありがと……涼介さん、そろそろ帰りますか?
パパはご飯まだですし私も少しお腹空いてきたので、」

「っうん、そうだね……藤ヶ谷さん、レモンティーご馳走様です。」

「いや、これくらいしか出せなくて悪いな……また、ゆっくり話そう……」

「そうですね……」
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