第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「ユウ、どうしたの?」
首を傾げるゆり、ユウはとあることを思い出した。
『ううん!この地域ってゆりちゃんの実家やママの実家も近いでしょ?
だから会いにいくのはどうなのかなーって思って……』
「久々にパパや伯父さんたちに会いたい気もするけど……
急に行ったら迷惑じゃないかな……」
『ゆりが行きたいなら涼介さんに頼んでみれば良いじゃない。
せっかくここまで来たしゆりだってすぐに寮には戻りたくないんでしょ?』
「う……キラちゃんも鋭いこと言うね(苦笑)
まぁでも……パパの顔くらいは見たいかな……」
(パパに会えたらパパにも、憲吾のこと話そう……別れたって……
パパは未だ私と憲吾が付き合ってるって思ってるし……)
そんな話をしていると買い出しを済ませた涼介が車に戻ってきた。
「お待たせ2人とも、ゆりちゃんお求めのスイポテ12個入り買ってきたよ!」
「ありがとうございます涼介さん、後で分けますね。」
「ありがと!
それで、この後はどうする?寮に戻るかい?」
「えっと……あの……」
「行きたいところあるなら遠慮なく言って?
行ける場所だったら連れていくよ。」
ゆりは一瞬気まずいと思いながらも父に会いたいという趣旨を伝えた。
「っ……実家に、行きたいです……ここに来たら思い出しちゃって……
パパの顔、少し見たいなって……」
思わず顔を俯かせるゆり、だが涼介は快く承諾してくれた。
「うん、いいよ。
ゆりちゃんいっぱい頑張ってるしそのご褒美。
でもお父さんに電話はしておこうか、万が一いなかったらすれ違いになっちゃうし。」
「ありがとうございます涼介さん、それじゃ今から電話してみます。」
「うん、お願いね。
会うってなったらお菓子持っていった方がいいかな……」
(またお店入ることになるけどまあいっか、
ゆりちゃんもお父さんの顔見たら少しは気も紛れるだろうし……)
ゆりはカバンからスマホを取り出し太輔に連絡をしてみた。
太輔はすぐ電話に出てくれ普通に自宅にいるようだった。
「ありがとうパパっ
急でごめんね?」
『いや、俺は全然大丈夫だから。
山田くんにもよろしくな。』
「うん!
じゃあ今から行くから。」
『あぁ。』