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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


「「っ……」」

「……。」


再びゆりの言葉に固まる4人とずっと喋らない来海、
涼介たちもグループの雰囲気がかつてないほどに悪くなっていると感じた……。


「っゆりちゃん……」
(本気で三船くんを忘れようとしてるの……?
なんでここまでして……)

『っ……』
(来海がずっと無言で無表情……
本当に来海はゆりのことを見損なってるっていうの?
そんなの……)

『……来海、凄く怒ってるね。』

『ぇ……』


キラの隣に座っていたノワは少し眉を下げながら呟いた。


『来海、ゆりにきつく言ったあの日少しだけ後悔してたの。
ゆりにも何か事情があるかもしれないのに辛く当たってしまったって……
それで、部屋で一人泣いてた……』

『っ……』

『でも来海が、ゆりの言動や行動に怒りを感じてるのは事実……。
ゆりは今心を閉ざしている……それは貴女もよく知ってることでしょ?』

『っえぇ……ゆりは心を閉ざしてる。
憲吾への想いを無理矢理消そうとしてるの……』

『なぜ消す必要があるの?』

『っそれは……私にも、わからないわよ……』
(組織が絡んでるってこと、言わないほうがいいんだよね……)

『そう……でも来海、またいつゆりを怒鳴るかわからないわよ……
レッスンも、本気で来させないつもりかも……』

『っ……』


キラは再びゆりのほうへ顔を向け抱いていたユウをギュッと握りしめた。


『っ……』
(今僕たちは、何も手出しすることはできない……
ただゆりちゃんを見守ることしか……母さん、父さん、
本当に僕たちはどうすればいいの?)


ユウも切ない気持ちのままゆりたちを見守った……。




メンバー間に無言の時間が流れていたがここで来海が
ゆりのプレゼン内では初めての声を出した。


「ゆりがそうしたいって言うなら、アタシたちがとやかく言うことはない。
みんなも、ゆりの好きにさせてあげなよ。
あくまで個人個人がやりたいことをやるコーナーなわけだし。」

「「っ……」」
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