第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「さて!
8月以来、3ヶ月ぶりの日本でのライブツアーだけど
事前にもらった資料をもとに進めてくよ。
まずスケジュールの確認、11月23日から国立スタートで2日連続公演。
その2週間後の12月6日から8日の3日間が大阪。
また2週間後の12月20日から23日の3日間が東京。
年越して1月17日から19日の3日間が名古屋。
そこから2週間後の2月1日から2日の2日間で国立制覇……ってこと。」
来海は事前に渡された資料を元にスケジュールを口頭で伝えた。
凪咲は資料を見ながらスケジュールのハードさを口にした。
「大体2週間刻み、2週間といえどなかなか忙しくなりそうね……」
「あ、凪咲ちゃんは1月下旬くらいに受験あるって言ってたっけ?
少し受験シーズンと被ってるんだね……」
愛美は凪咲が受験生だったということを思い出し少し不安げに凪咲を見た。
だが凪咲はそこまで懸念はしていないようだった。
「もちろん、受験シーズンとツアーが被ることは今年からずっと意識はしてたわ。
だからそれに合わせて調整もして来たつもりよ。
ライブ期間の間にも勉強する時間は十分に取り入れるつもりだから
心配ご無用よ?」
「そお?
凪咲ちゃんがそういうなら大丈夫だと思うけど無理しないでね?」
「えぇ、ありがとう愛美。
他のみんなもこのスケジュールで問題ないでしょ?
チケットの申し込みだって今日か明日締め切りじゃなかったかしら?
もちろん沢山のファンが自身のスケジュールと見合わせて申し込んでる。
簡単な私情で日程変更なんてできないわよ?」
「「大丈夫よ(だよ)」」
凪咲の言葉に全員が頷いた。
そして曲のセットリストを決める話し合いに入った。
「さて、次はセトリだね。
セトリは全公演同じで行くか変えてくか、どうする?」
「はいっ!」
来海の問いに来夢はいち早く反応し手をあげた。
「お、来夢早いね。
何か面白いアイデアでも考えついた?」
「基本は同じでその途中にファンの人たちが選んだ人気曲を入れるの!」
「どこからそのデータを持ってくんのよ?
サブスクや公式チャンネルの再生回数?CDの売上枚数?」
「それはこれから投票してもらうの!
来海も頭硬いね!」←
「っそれくらい誰にでも思いつくわ!
ただの思いつきじゃないか確認するために聞いたの!」
「ふーん……」
