第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「俺もできるだけ気を配るつもりではいるけど……」
「……涼介さん、そこまで気を遣って頂かなくて大丈夫ですよ。
一応グループ内での問題ですし……」
「っマネージャーとして、ほっとけないよ……でも、
しばらくは俺も様子を見るだけのつもりだったから……」
「はい……」
「……さ、他のみんなは会議室に向かったし俺らも行こう。
前に渡した資料は持ってきてる?」
「はい、大丈夫ですよ?」
「よし、それじゃきらちゃんも行こ。」
『はい。』
ゆりたちも会議室に向け足を事務所へ進めた。
今回の会議は主にゆりたちだけで進めるものとなっており
参加者はマネージャーとアンドロイド、社長の瑛二と秘書の明人となっている。
ゆりたち6人は前方にある同じテーブル座る事になっており
他の5人はテーブルを囲うように既に席についていた。
「っ……」
ゆりも少し緊張をしながら5人が待つテーブルに向かい席についた。
ちなみにゆりの隣は千鶴と愛美、そして正面には来海だった。
「っ……」
(よりによって来海が正面か……けど、きちんと向き合わなきゃ……
私が私を取り戻すために……)
ちなみに会議は6人中心で進められる為
ホワイトボードにまとめるのも主にメンバー間で行われる。
涼介たちは打ち合わせを後ろの席から見守るという形になっており
キラは今心細いであろうゆりの心境を心配していた。
『っ……』
(まさか打ち合わせがこんな形式なんて……
近くに涼介さんや私がいなくてゆり大丈夫かしら……)
そんな中メンバー主体の打ち合わせが始まった。
主に進行はリーダーの来海が進めそれにメンバーが自分の考えを述べるというのが
いつものスタイルである。