• テキストサイズ

藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


時は遡り樹がゆりと剛太の写真を撮った日のこと、
つい昨日のことだ。
樹は学園での仕事を終え新宿に構える高層ビル・銀狼の本部に足を運んだ。
ここには銀狼を束ねる東郷響が主に住まう拠点でもある。

樹はゆりや憲吾の監視を任されており定期的に報告するのが義務化されている。
樹は今日の出来事を響に伝えるべく本部に足を運んだのだ。


「ま、軽ーく報告しとくか……せっかく写真撮ったし。」


樹は事前に響に連絡を取り会う約束を取り付けている。
地下からビルに入り上層部に続くエレベーターのボタンを押した。
上層部には響のプライベートルームをはじめ実験室など
組織に関わる重要な部屋が集まっている。
その中でも主に響とやり取りをする響の仕事部屋が現在の樹の立場で行ける場所だ。

仕事部屋に着き樹はその扉をノックした。


_コンコン「東郷さん!
さっき連絡した通りゆりちゃんの様子報告しに来やしたよ!」

「入れ。」

「しっつれいしま〜す…っと!」


いつもの調子で部屋に入る樹、
響は部屋奥にあるエグゼクエグゼクティブチェアに腰掛けており樹から見て後ろ姿、
高層ビルから見える歌舞伎町の街を眺めていた。
樹が入ってくるなりチェアを回転させ樹に顔を見せる響。
いつもの如く響は帽子とサングラスは常備、
ちなみに髪色は土曜日と違って黒に戻ってる。


「今日はお前の報告日だったな……何か変わった様子はあったか?」

「まぁゆりちゃん、ちょっと同じグループの子と
ギクシャクしてますねー……しかも同じクラスだし……
まあでもゆりちゃんが一方的に避けてますけどね、」

「本人どころか、グループが崩壊するのも時間の問題だな……」


響は軽く口角をあげながら笑った、
そして樹はさりげなく土曜日のことを話題にしてみた。


「まぁ、このままいけばそうっすよねぇ……それにしても、
東郷さんも先日は宙くんとゆりちゃんのデートに参加して
楽しかったんじゃないっすか?」

「楽しい、か……さぁな。
面白いものは見せてもらったがな。」

「なるほど!どっちにしろ有意義なデートだったんすね!」

「……本題をずらすな、さっさと報告を続けろ。」

「ぁ、へーい笑
えっとぉ……」
/ 1590ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp