第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「俺が、目指す姿……」
(俺は……)
憲吾は宙の言葉にふと昨日の圭吾や勇吾、そして太輔の言葉を思い出した……。
『ゆりちゃんの恋人にふさわしいのは憲吾だけだって、自信持って言えます。』
『逆に憲吾の彼女にふさわしい奴はガキンチョしかいねぇな……』
『ゆりのこと、頼んだぞ?』
ゆりにとって相応しい姿、
俺がゆりの隣にいても釣り合うような姿……
憲吾はさらに記憶を遡りゆりとの会話を思い出した……。
『俺も、世界一になるつもりだから……』
『っ憲吾……うん!
一緒に世界一になろう!』
憲吾は再度自分の夢を思い出した、それは……
「俺は、世界一のボクシング選手になってみせる。
ゆりが世界一のアイドルを目指すなら俺も同じくらい……
お互いに世界を夢見る仲間としても、
俺は前に進む……その為に、今は練習や実践が必要だ……。
心も、鍛えないといけない……。」
「……それが、憲吾くんがゆりちゃんに見せる最高の姿?」
「あぁ。
俺はもう、誰にも負けない……そのつもりでお前との勝負にも挑む……」
「その真っ直ぐな構え、折れないでよね?」
「ふっ……当然だ。」
憲吾は軽く宙に笑った。
それから一同はこの場で解散する事にし憲吾も車から降り
自宅へ足を進めまたいつものように自主練に向かうのだった。
新たな決意を刻んだ憲吾、
そしてそれぞれの目標・目的の為に動くため様々なところで
時の歯車は大きく動き始めた……。