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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


「そんで、兄貴は立ち去る最後の最後に
ゆりちゃんに余計なことを言った……」

「っ余計なこと……?」


憲吾は宙の言葉に首を傾げた。


「……『今の場所に、居たくねぇと思ったならオレのところに来い。』……ってね、」

「「っ!?」」

「ありゃ……オレっち、結構ヤバいことしちゃった?苦笑」


宙の発言に驚きを隠せない憲吾と北斗、そして樹は事の重大さを悟った。


「ほんっっと!余計なことしてくれたよ樹さん!!
……てか、兄貴の言葉でみんな察したんだね。
この言葉の意味……」


宙は3人を見渡しながら呟いた。


「っ今の場所……それはおそらく芸能界のことだろ?
もし今のゆりちゃんの状況を世間に晒されたら……
いくら大手事務所でも庇いきれないよ……。
しかも大事なツアー前……

ゆりちゃんの精神が確実に崩壊する可能性もある……」


北斗は苦虫を噛み潰したように表情を歪め
これからの展開としてありえる一番最悪の事態を考えた。


「っゆり……」






アイツが、どんな手を使ってでもゆりを手に入れようとするなら
簡単に写真を出版社に売り付けるだろう……。

けどあの写真レベルじゃまた噂だけで済ませられないこともない。
幸い、ゆりの顔がはっきりと写ってるわけじゃない。
事務所だって財前寺の時と同じ様に対応はしてくれる、
ただのフェイクだったって事にもできないこともないはずだ。


でも、アイツにもっと他のデータがあれば事を大きくできる……。


例えば宙と出かけた時の写真や、
もし俺とゆりが部屋の前にいたところを撮られていたら
ゆりは複数の男と関係を持ってるという記事が作れる……。


ファンにとったら、今まで作り上げてきたゆりの人物像が壊される……。

好感度だって大きく崩れてグループの顔とされてるゆりがそうなったら
グループにとっても最悪の事態だ……。


ゆりはきっと、自分を責めて事務所を辞めるかもしれない。
自暴自棄になって家族ともまともに会話ができないこともありえる。

そうなったらゆりは完全に孤立する……。
自暴自棄になったゆりをアイツが連れ去り、












裏社会の人間してしまう可能性だってある……。
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