第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「憲吾、着いたよ。」
「あぁ、ありがと圭吾……ついでに勇吾も、」
「ついでってなんだよ……」
「んじゃ、」
「ッチ……あの野郎……」
憲吾は勇吾を無視し車から出た。
車を見送り憲吾は自分の部屋に戻るのだった。
そして今日決意を新たに刻んだ憲吾はまた明日から頑張るために
お風呂に入った後は睡眠をとり明日の学校に備えた。
そして翌日、憲吾にとっては大きく動く日となるのはまだ知らないことだった。
この日もいつも通り学校での日常、部活に励み下校する時に事は起きた……。
「お前、まさかの赤点で呼ばれるとはな……」
「あぁ……でも2つだけだぜ!?」←
「2つでも、赤点取ったならヤベェだろ……進学にも影響でんじゃねぇの?」
「くっそぉ……ライブ前にとんだ試練だぜ……
下手したら当選しても行けねぇ可能性出てきた……」
「……俺は頑張れとしか言えねぇからな、精々追試頑張れよ。」
「おぉ……」
「ったく……それじゃ、俺は先帰るからな。
帰った後も練習したいから、」
「おう、また明日な……」
「あぁ。」
憲吾は吾郎と部室で別れいつもの自主練をするために一度帰宅することにした。
だが憲吾が校門を出てすぐ予想だにしない人物が現れた。
「昨日できなかった分、今日頑張るか……」
憲吾が駆け足で自宅へ帰ろうとした時……
「やっほー三船くん、学校おつかれさま〜っ」
「っ!?
っ東郷……なんでお前がここに……」
(山雀はうちの学校からかなり遠いはずだが……)
目の前には制服に伊達メガネで変装している宙の姿。
憲吾は少し後退りをし宙を警戒した。
「まぁ三船くんとは学友としても色々話をしたいし……何より今後のこととかね。」
「っ……」
「だからあんまり構えないでよ。
オレのことアイツより敵視はしてないんでしょ?
ならちょっと付き合ってよ!」
(また練習する時間がなくなる……だが、
ゆりの為にも何か俺にできることがあれば……)
「……わかった。
でも、大丈夫なのか?」
「もちろん、その点はご心配なく♪
それじゃオレは今日マネージャーの車できてるからそれに乗って。」
「マネージャー?」
「うん、それにうちのマネージャーもワケアリだから変な気張らなくていいよ。
……まあ後で話すからとりあえず車乗って?」
「……。」
