第7章 ☆Story25☆ 収束
「っあの、仮面ティーチャー……」
「ゆりちゃん?何か心当たりでもあるの?」
来夢は口にお菓子をいっぱいにしながら首を傾げた。
「……。」
(あの仮面ティーチャーって、荒木先生の可能性も……あるのかな……
荒木先生って、
他の先生となんか雰囲気が違うところもあった気がするし……)
「……ゆり、
もしかして荒木先生が仮面ティーチャーの正体かもって思ってる?」
「えぇ!?”あの”荒木先生が!?」←
ゆりと同じクラスの千鶴と愛美、
愛美に関しては「それはありえない。」というような表情を見せていた。
「「それはないでしょ。」」←
そして同時にそれはないと断言する千鶴と愛美。
「えぇ!?そんなあっさりと……?汗」
「だって、
荒木先生って特別運動神経いいわけじゃないみたいだし……」←
「この間の昼休み、獅依留たちとバスケしてたけど……
全然駄目だったわよ。」←
「ふ、二人とも……
自分の担任の先生に向かって凄い言い様だね……汗」
ゆりはすっかり冷や汗をかいていた。
「そりゃあ、荒木先生はすごい正義感が強いし……なんか”無駄に”←
打たれ強そうだから、
正義のヒーローみたいなのが似合いそうな先生だけど……」
「それだけじゃ、
特撮やアニメみたいな正義のヒーローみたいには戦えないでしょ?
よって、荒木先生の仮面ティーチャー説はなしよ。」←
「っでも、わからないじゃん?
あえて駄目っぽく見せてて感づかれないようにしてるとかさ!」
「……ゆりは余程
荒木先生を仮面ティーチャーにしたいみたいね……」
千鶴は目をぱちくりさせた。
「っそういう、わけじゃないけどさ……なんか、
助けられた時……知ってる人の温かさに似てた様な気がして……」
「……まさかゆりちゃん、
実は荒木先生のことが好きでその助けてくれたヒーローが
荒木先生だったらいいなって思ってるの?」
「ゆりも、自分の親と同じ道を選ぶってことなのね……」←
「っそれは絶対ない!!
だって私が好きなのは憲吾だけだk……っ!///」
「「自滅。」」←
「っまなと千鶴が変なこと言うから!!///」