第7章 ☆Story25☆ 収束
「ゆりのパパさんは、普段飲まないんだっけ?」
「うん、たまにママの実家に食事に行った時とか
職場の飲み会でくらいしか飲まないみたい。
この間は陸君たちと飲んできたみたいだけど。」
「なんで大人って、お酒飲むんだろうねぇ……」
1番最年少の来夢は首を傾げた。
「「日頃のストレスじゃない?」」←
またもや意見が一致するドルチェの面々だった笑
しばらく他愛のない話が続き……
_コンコン「みんなー!みんなしてそこにいるのかい?
出発は明日なんだから、ほどほどにしなよー?」
「「は〜いっ」」
ちょっと騒がしくなった部屋が気になったのか、
涼介は部屋をノックしながらメンバーたちに注意を促した。
「もぉ……(苦笑)」
(やっぱりみんな、まだまだ子供だなぁ……汗)
涼介は仕方なさそうに笑いながら自分の部屋に戻った。
「……てか、ゆりあなた……」
「ん?」
鮭とばを食べながらゆりに目を向ける千鶴。
「つい数時間前まで襲われていたのよね……?」
「あ〜……そうだね(苦笑)」
「確かに、すごい怖い思いしていたはずなのに
いつも通りだよねゆりちゃん……」
愛美は少し心配そうにゆりの顔を伺った。
「そりゃあ……あの時は怖かったよ?
でも、ちゃんと仮面ティーチャーっていう人に助けられたし……」
「「仮面、ティーチャー?」」
一斉に首を傾げるメンバー。
「うん!
なんか、私たちの学校にいる人みたいなの!
その仮面ティーチャーの人って」
「私たちの、学校に……?
ゆりは、顔を見たわけではないの?」
凪咲も興味ありげにゆりの話を聞いていた。
「うん、その名の通り仮面かぶってるの!
仮面ライダーみたいにさ!それでティーチャーってことは、
学校の先生ってことになるでしょ?」
「……今まで、
聞いたことないわねその仮面ティーチャーのこと……
もしかして、2学期転任してきた先生の中にいるってことも……?」
「その線ありそうだよね!!」
「っあの、仮面ティーチャー……」
凪咲の考えに同意する来海、
そしてその言葉にゆりはふとある人物の顔を思い浮かべた。