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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


少し不機嫌そうな表情を浮かべる響、ゆりは少しやばいかと感じたが
ゆりの心配するようなことは起きなかった。


「……ふっ、アイツも簡単にはオレの手の内では従わねぇってか……でもまあいい、
アイツがオレに勝てる保証なんて、どこにもねぇからな……」

「っ……随分自信あるんですね……正直、
私的には響さんより宙さんのほうが好感度高いですよ?
年も比較的近くて、ボクシングだって強いですし。」

「お前もまた、言うようになったな。
簡単には、堕とされねぇってか?」

「っ……えぇ、
貴方が本当に私を好きだと思えない……そんな人に、堕ちるつもりはありませんよ……」
(少しでも弱みを見せたら相手の思う壺……ここはあえて強気に……
外だってまだ明るいしこの人だって下手に手出しはできないはず……)

「はっ!
オレも随分と軽く見られたもんだ……どうやらオレも、
そろそろ本気でいかねぇとみてぇだな。」

「っ……」

「んな構えんじゃねぇよ、今日は何もしねぇ……今日は、な。」

「っ……それじゃ、早く帰らないとキラちゃんに心配かけるので行きますね……」


ゆりは自身を見下ろす響きを後にし早歩きで歩き出し響の横を過ぎていった。


「っ……」
(あの人、今度は何企んで……)


特に振り返ることもせずゆりは寮へ足を進めた。
そして部屋に入ればユウとキラが出迎えた。


「ただいま、」

『おかえりゆりちゃん!
今日はいつもよりちょっと遅かったね。』

「心配かけちゃった?ごめんね(苦笑)
ちょっと友達と長話しちゃって遅くなったの。」

『ま、何もなかったならいいけど……何かあったらすぐ連絡しなさいよ?』

「うん、わかってるよキラちゃん。
ありがとね、心配してくれて。
……あ、明日は5時から番組の打ち合わせだよね?」

『うん、明日は涼介さんと一緒に学校まで迎えに行くから。』

「了解っ……ユウは、留守番でいい?」

『えぇ!?キラちゃん行くなら僕も行く!
最近留守番ばっかだもん!』

『アンタは大人しくうちにいなさいよ。』

『キラちゃんには聞いてない!!』

「……仕方ないなぁ(苦笑)
いいよ、キラちゃんと一緒についてきても……」

『ホントっ!?』

『ムスッ……』


目を輝かせるユウ、一方でキラは顰めっ面になるのだった。
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