• テキストサイズ

藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


_翌日

いつも通り美園鈴学園に出勤する剛太、
ゆりは今日仕事は休みなので朝から登校することになっている。
学園には朝練で早くに登校する生徒も多数おり
剛太はいつもの光景だと思いながら校門を潜った。
ひとつ変わったことといえば新たに造園師と呼ばれる男が雇われたくらいだろうか。

その男、聖は既に出勤しており花壇の手入れをしていた。
そして剛太に気づくなり元気に挨拶をしてきた。


「あ!荒木先生おはようございます!
改めて、今日から美園鈴学園の造園師と働かせてもらうことになった田澤聖です!」

「おはようございます田澤さん、朝からご苦労様です。」

「いえいえ!庭の手入れっていうのは、朝イチでやるのが気持ちいいんですよね〜
あ、一応オレ造園師以外にも雑用係引き受けてるんで困った時は便利屋として頼ってくださいね!」

「っ雑用……それって、教員生徒関係なくですか?」
(それなら、より一層ゆりと接触する機会も増える……)


造園師としてだけではなく雑用係としても働くという聖、
それは学園内であればどこでも自由に行き来できることであり
彼が組織の人間としてゆりに接触するのは容易いことだと感じた。


「そうっすね!
今日の全校集会でオレのこと紹介されると思うんで個々の生徒さんたちにも
バシバシこき使われますよ笑」

「っそう、ですか……田澤さんならすぐ生徒の心を掴めると思いますよ……」

「荒木先生にそう言われてオレちょー嬉しいっす♪
そんじゃまた後で朝の朝礼で!」

「はい、また……」


剛太と聖は一度別れ剛太は職員室に向かった。
軽く出勤している先生方に挨拶をし剛太は再び生徒たちが出入する昇降口へ足を運んだ。


「先生おはよ〜!」

「おはようございます!」

「ああ!おはよう!」


続々と投稿してくる生徒たち、
剛太はいつものように明るく振る舞いながら校門の方へ目を向けた。


「……。」
(ゆりは、まだ登校してこないか……)


校門近くには聖の姿も見え早速聖は生徒たちにも気さくに声をかけている様子だった。
そのことは登校してくる生徒の声からも伝わった。


「ねぇねぇ!あの人結構カッコよかったよね?
挨拶された時ちょっとドキドキしちゃった笑」

「凄く気さくな感じだよね!
私ああいうタイプの人好き!」

「っ……」
/ 1590ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp