第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
こうして2人は会議室での会話を終え、涼介はキラを寮まで送った。
ゆりはまだ学校から帰ってきていない為キラは涼介と話したことを
ユウにも話すことにした。
ユウもその話に納得しゆりには今まで通り普通に接しようと思うのだった。
『……そんなわけだから、アンタも余計なこと言わないでね。』
『っわかってるよそんなこと!
……でも僕、ふと思ったんだけどさ……』
『何よ?
何か良い解決策でも見つかったの?
その頭には綿しか入ってないと思ったのに。』←
『綿しかってしっつれいだなっ!怒
……まあ、生憎解決策ではないけど藤ヶ谷くんのこと思い出したの。』
『なーんで急に部外者のアイツが出てくんのよ……』
キラは突然タイスケの名前を出したユウに眉を寄せながら首を傾げた。
『いや……藤ヶ谷くんは組織がどーのこーのって知らないわけじゃん?
だから、突然ゆりちゃんが宙くんと親しくて
逆に憲吾くんを避けてる様子は違和感しか覚えないと思うの……』
『……まぁ、そうね……』
『藤ヶ谷くんって、良くも悪くも空気読めないからさー……
余計な刺激ゆりちゃんに与えないか心配になっちゃった……』
『あぁ……そう言う意味でね……』
キラはユウの言い分に納得をする。
むしろ宙ではなくタイスケを共演NGにするほうが得策なのかもとさえ思えた。
『アイツも、東郷宙のことはよく思ってないし
そんなアイツがゆりと親しかったら黙ってないわね……』
(でもゆりとの共演番組は不定期でアイ☆チャンのみ、
ドラマや映画の共演はなくてあとは精々歌番組ってところ……
プライベートで関わらない限りは当分の間大丈夫そうだけど、
不安ね……)
ユウの言葉に一気に不安を抱えるキラ、キラは念のため涼介にもその趣旨を伝えるのだった。
『ふぅ……これで涼介さんも懸念してくれると思うからひとまず大丈夫ね。
新番組で、共演することなくてつくづく思うわ……』
『だねー(苦笑)』
こうして2人はゆりが学校から帰ってくるのを待つのだった。
その一方でまだ学校のゆり、
ゆりは放課後、剛太に図書室へ呼び出されていた。