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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


「だから、今はゆりちゃん自身に任せておくしかない……
俺たちは、手遅れになる前に解決することを願うしか……」

『っ……私に、組織での記憶があれば……』

「っキラちゃん……でも、
キラちゃんは元々北京でのステージに立つために作られた存在。
組織の内情なんて、そんな……」

『……ぼんやりだけど、私たちを作った人がいるってことは何となく覚えてる……
はっきりと顔がわからないのは櫻井さんたちがそう改造したから……』

「っ完全に全ての記憶が消えてる、ってわけじゃないのかい?」

『現に私たちは、櫻井さんの計らいでライブでの出来事は覚えてる……
多分、完全に消されてないからぼんやり覚えてるんだと思います……』


キラは中途半端にしか覚えていない記憶しかないことを悔やんだ。
もし組織での記憶がはっきりと覚えていたら自分も協力できるのにと……。


「……櫻井さん、君たちを生かすための条件として
全ての記憶を消すみたいに言ってたのに……優しいな……」
(百合ちゃんの時からの付き合いだからか何なのかわからないけど……
でも、それが少し今のキラちゃんを苦しめちゃってる……ホント、
この子もどんだけゆりちゃん想いの優しい子なんだか……)


キラも憲吾と同じようにゆり想いのとても優しい子だと涼介は思うのだった。
そして涼介は憲吾の話は極力ゆりの前では話さないようお願いした。


「しばらくはゆりちゃんの好きにさせておこう……
ゆりちゃんが宙くんと今みたいな感じな限りは大丈夫な気がする……
だから、あまり三船くんの話で刺激させないほうがいい……」

『はい、そうします。
ゆりにも、昨日をそう言われました。憲吾の話はしないでって……
それに憲吾も、わかってるんですよね?』

「あぁ……三船くんのあの眼は、大丈夫。
2人を信じよう、キラちゃん……。
ゆりちゃんは事件が解決しても三船くんのところに戻らないって言った……

でも、あの2人の絆は確かなもののはずだから……。」


_コクッ『……。』


キラは涼介の言葉に大きく頷いた。
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