第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
_Sinfoniaドーミトリー
寮に帰ってきて早々シャワーを浴びに行ったゆり、
キラとユウはお互いに顔を合わせた。
『ゆりちゃん、どこまで本気なんだろ……憲吾くんのこと、
そんな嫌いになるなんてこと……』
『組織絡みっぽい気はするわね、ゆりがあんなにも口を割らないってことは……
そうなると、今のゆりに何聞いても無駄よね……
あの組織が厄介なのは関係者はみんな知ってるし……
逆に涼介さんとかに話聞いたほうが早いかも。』
『だね……ゆりちゃんいない時見計らって聞くしかないかな?』
『そうね……涼介さんに聞いてみるわ。
本当なら櫻井さんが一番いいんだけど、いい具合にはぐらかされるのよね……』
キラはモニターに登録されている連絡先のリストは投影させスクロールさせた。
『……結構色んな人の連絡先入ってんだね、』
『メンテ関係とか色々ね……やっぱり、この中で一番頼れそうなのは涼介さんね。
明日はゆりの仕事について行って仕事は午前で終わり、
午後からは私とゆりは別れるからそのタイミングで聞いてみるわ。』
『うん、お願いねキラちゃん……今の僕には、何もしてあげられないから……』
ユウは耳をショボンと下げた。
そんなユウの頭をキラはチョップをかました。
_ベシッ!『わっ!?いきなり何すんの!?
普通ここは頭なでなででしょ!?』
『アンタはぬいぐるみらしく、ゆりの側に居てやれば?
無駄にもふもふな体で枕がわりにしてもいいし……』
『僕を何だと思ってんのキラちゃん!?
……っでも、涼介さんや外部の人と連絡取れるのはキラちゃんだから……
そこは頼っとく……』
『素直に頼りなさいよ。』
『そんな態度でどう頼るっていうの!?』
(なんでゆりちゃんとこんなにも性格違うんだろ……)
こうして2人はゆりがシャワーから上がるのを待った。
シャワーから上がるなりゆりは夕食の支度をする為キッチンに向かった。
「2人とも、今ご飯作るからもう少し待っててね。」
『私も手伝うわよ。むしろ、休んでたほうがいいんじゃない?
料理だって私にもできるし。』
「ありがとキラちゃん、でも何かしてるほうが気が紛れるから……
今日は私にやるよ」
『……わかった、』