第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「……お前が完全なる組織の人間だったら、
ゆりだってお前相手にあんなに接触しねぇだろ。」
『ホント三船くん毒舌だねぇ……どんだけ自信あんの笑』
「言いたいだけ言え……」
(さっきの雰囲気ならまだしも、
こんな感じだったら適当にあしらったほうが良さそうだな……)←
憲吾は宙を適当にあしらうことにした。
『笑笑
まあ三船くんのその余裕がどこまで続くか、楽しみだよ♪
……オレだって遊びじゃないし、本気でいくからね?
ゆりちゃんも、ボクシングも……』
「あぁ……俺だって、負ける気はねぇよ……ボクシングだって、
次は絶対に勝ってやる……。」
『ふふっ……ホント、楽しみだよ。
それじゃ、今日はこの辺にしておこうか?思ったより長く話しちゃったし。
……あ、LINEもせっかくだから登録しておいてよ!
そっちのほうが向こうから万が一盗み聞きされたなんてこともないし、』
「……わかった、終わったら登録しとく……」
『サンキュ〜♪……あ!あともう一個!』
「……?」
『まあ三船くんなら口硬いから大丈夫だろうけど、
オレと結構繋がりがあるみたいな発言は誰にもしないでね?
オレらはあくまで来年同じ大学に通う予定の同級生同士な訳だし。』
「わざわざ人に言いふらすかよ……現に監視されてる時点で
警察にも言えねぇしな……」
『そーゆうこと!
んじゃ、電話切ったら通話履歴は全部消しといてね?』
「あぁ、わかった。」
『そんじゃまたっ!』
「……。」
(警戒するに越したことはねぇが、
コイツが完全な敵に回るのはあまりなさそうだな……
アイツにとって、組織がどうこうってよりはゆり重視っぽいし……)
憲吾はそんなことを思いながら宙との会話を終了させ通話履歴を消した。
そして洗い物など片付けを済ませ少し早いが眠りにつくことにするのだった。
その一方のゆり、ゆりは寮に戻るなりシャワーを浴びに行った。
相変わらずキラやユウに憲吾のことについて咎められたがゆりは
「憲吾とは別れた」との一点張りで2人を振り切った。
「っもう憲吾の話しないで……涼介さんたちも、それは承知の上だから……それじゃ、
今日疲れたからシャワー浴びにいくね……」
『っゆりちゃん……』
『……何よ……』