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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編


「櫻井さん達だけじゃ解決できないような相手なら……
内部から崩すしか方法はないと思うんです……」

「……ゆりが、その役を担っていると三船くんは考えているのかい?」

「そうであってほしい……って思います……
ゆりがアイツのところに居るのはその為だって、思いたいです……」

「……そうだな、
現に櫻井さんは無理を承知で君を北京に連れて行った。
……別の言い方をすれば君を利用したということだ、
櫻井さんがゆりを利用し組織の内部を崩すと考えるのも不自然ではない……」

「っ……」

「それに、北京の一件はそうなる可能性が大いにあるとわかっていながらも
ぎりぎりまで我々に教えるということはなかった……
今回のこともそうなのかもしれない……」

「っ……
(櫻井さんのこと、そういう風に見たことはなかったな……でも、)
それを承知で、ゆりは動いてるかもしれないんですね……」

「あぁ……どこまでが正しいか、今の俺たちに知る術はないがな……
とにかく、今はゆりの好きにさせておくのがいいだろう……
変にこちらが仕掛ける必要性もないからな……」

「……はい、」


憲吾は少し複雑に思いながらも頷いた。


「色々気掛かりもあるかもしれないが、大学の推薦も無事決まったんだろ?
先日、大和から連絡があった。
今はそれに向け練習に励むことに集中しなさい……」

「っはい……その、つもりです……
ゆりだって自分の夢の為に頑張っている……
俺だってそれに負けないよう頑張るつもりです。」

「あぁ……その意気だ三船くん。
そろそろ、気持ちもスッキリしたんじゃないかい?」

「えぇ大分……今日は本当にありがとうございました。
明日から練習……いや、帰ってからも自主練します。
今日の部活、休んだからその分取り返さないとだから……」

「そうか……頑張りなさい。
俺からはそれしか言えない……下まで送ろう。」

「っいえ、そんな……美澤社長だって忙しいのに……」

「君を下まで送る事くらいどおってことない笑
……また何かあれば、連絡するよ。」

「っ……はい、ありがとうございます……」


こうして憲吾は瑛二に途中まで見送られ自宅に戻ることにした。
駐輪場にバイクを停めれば最近引っ越してきた隣人が憲吾に声を掛けてきた。

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