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パンひとつ分の愛を【ONE PIECE】

第7章 トラ男とパン女の攻防戦




ぱったりと意識を失ったムギは、糸が切れた人形のように眠っている。

絶頂に達した彼女は朝まで起きそうにもなくて、細く軽い身体をベッドに横たえた。

つい今しがたまでムギの蜜壺へ埋めていた指が、未だに蜜を纏って濡れている。
いやらしい雌の香りに下半身がまた燃えて、目の前の女を犯せと叫んでいる。

ぐずぐずに濡れた蜜口はほどよく解れて、切っ先を当てて突き入れたのならば、夢心地の世界へつれていってくれるだろう。

そんな馬鹿な妄想をしてしまうくらい、ムギが欲しくて堪らない。

「……くそッ」

一度昂ってしまった熱は冷める気配がなく、無防備に寝顔を曝すムギの唇に噛みついた。

一足先に夢の世界へ旅立ってしまったムギは抵抗を忘れ、唇を舌で抉じ開けたらあっさり開いた。

すっかりムギに毒されているローは、嫌がらず無抵抗なムギに物足りなさを覚えながら、狭い口腔を乱暴に侵す。

ぐちゃぐちゃと口内を掻き混ぜながら、右手を自らの下肢に伸ばした。
先ほどまでムギの中をまさぐっていたその手で、今度は己の昂る屹立を慰める。

なんて虚しく情けない行為なのか。
八つ当たり気味に左手でムギの前髪を乱しながら、唾液が溢れるのも構わず口づけを深めた。

そそり立った自身を強めに扱き、目を瞑って思い出す。
蕩ける蜜の感触と、狭くて熱いムギの隘路を。

「く……、は……ッ」

ぎりぎりまで昂っていた欲望が爆ぜるのは一瞬で、膨張した切っ先から煮え滾るマグマが吹き出した。

欲情の証拠を零さないよう手のひらで受け止め、素早くティッシュで拭うと、ローを苛む犯罪の危険が去っていった。

眠る恋人に対し、危うく強姦魔になるところだった。



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