第9章 嘘と喧嘩と団結力 ★
>>side:Satoshi
智「…かず、遅くない?」
翔「誰かLINEして」
潤「俺電話する…」
雅「俺マネさんにかけてみるね」
帰り予定の時間を大幅に過ぎても
かずからの連絡はなかった。
帰ってくる気配もない。
かずより遅い予定だった
俺も雅紀も帰って来てた。
潤「…コールなるけど出ないわ…」
雅「あ、もしもし?にのって一緒にいる?」
マネ『…あ、…ぇっと…いるんですけど…』
雅「ロケ伸びてんの?」
マネ『はい…今日、泊まりになってしまって。ごめんなさい、連絡できてなくて…』
雅「え?泊まり?…なんかあった…?」
マネ『いえ、ただ、ロケが明日に跨ったので泊まろうかということになりました。』
雅「そ、か…わかった。ホテル戻ったら連絡するように言ってくれる?」
マネ『ぁ…もう、ホテルなんですけど…にのさん、疲れてたみたいで、もう寝てしまって…。ぁの…何か、ありましたか?』
雅「……や、大丈夫。明日は帰ってくるよね?」
マネ『はい、その予定です』
雅「わかった、ありがとう。お疲れさま」
マネ『お疲れさまです』
雅「…泊まりだって、にのちゃん」
翔「ほんとかよ…」
雅「でもマネさん一緒だって」
智「にの出たの?」
雅「疲れててもう寝たって」
翔「ほら…どうだか…」
潤「……そんなだから、帰ってきにくいんじゃないの…」
翔「は?何が言いたいの」
潤「そんな喧嘩腰だから、かずも話しにくいんじゃないかって言ってるの。落ち着きなよ」
翔「お前は見てないからそう落ち着いてられるんだろ!?」
智「やめなって。翔、確かにイラつきすぎ」
翔「にぃさんだって…!!」
智「分かってるから。翔が悲しかったの、分かってるよ。」
翔「………」
珍しく翔が荒れちゃってて
潤が落ち着いてる。
潤は何か知ってるのかな…
翔はショックで…涙を流してた…。
雅「…にの…あの人の背中撫でてた。抱きしめられた時…びっくりしてたみたいだったけど…すぐ、応えてたんだよ…」
潤「……かずが、あの人のこと、好きだって…?」
翔「そういう風に見えたんだよ…!」
潤「有り得ないでしょ…かずは、俺らが好きだよ」
翔「なんでそんな自信持って言えんだよ!!わかんねぇだろ!?」
潤「分かるよ!!分かるもん!!」
雅「潤ちゃん…」
1人いないと、こんなにも
バランスが崩れるものなのかな…
