• テキストサイズ

リンゴ

第3章 黄色との再会







挑戦的な火神に


静かに闘志を揺らす黒子


勝つのは当然とばかりに余裕の黄瀬



「いいねえ。私もやりたいなー」


「だめっすよ!
今日は俺を応援する約束!
そうすっよね?」


「えー、そうだっけ?」


「そんなー!
勘弁してよさやっちー!」




体がうずうずしてたまらないさやに
焦る黄瀬。

中学の時にも自分を応援しにくると言って
やっぱりバスケがしたくなったとかで
勝手に帰った事があった。


必死に引き止める黄瀬に
知らんぷりのさや

突然黒子がさやの頬に触れた。



「さやさん、僕が勝ちます
だから最後まで見ていってください」


「….珍しいねテツヤがそんな事言うなんて。

わかった。でも今日は涼太の応援。
約束だったから、ね?」


「はい。わかりました」










「選手、整列してください」



はじまる誠凛対海常。

さやは観客席の海常側に、座っていた。

練習試合は半面側のコートを使って行われる上に
黄瀬が出ない。

誠凛側の監督が相当いらついていた。



「(海常側の監督は誠凛をなめてるね
でもどうかな。テツヤがいるし)」



開始早々

火神がゴールぶち壊しダンク。

ギラギラの熱がここまで伝わってきそう



「すいまっせーんゴール壊しちゃったんで
全面側のコート使わせてもらっていいですかねー?」



火神と黒子はドヤ顔で
誠凛の監督も喜びあふれて狂喜乱舞。


火神は強い。強くなる、確実に。


今のワンプレーでもわかるぐらい
火神の光は強烈だった。




(この子もいい。
あー、なんだか最近いい子が多いな)



「ごめんね、涼太」


お願いきいてあげれないかも












試合終了のブザーがなって
ブザービーターで火神が決め、誠凛の勝利となった。


黄瀬が悔しそうに、項垂れている。


そこに先程の試合で
PGをつとめていた男が黄瀬に怒鳴りつける様に声をかける。



「今まで負けた事がねーって方がおかしいんだ!
お前のそのスカスカの辞書に
リベンジって言葉ちゃんと書き込んどけ!」



いい先輩を持ったね涼太

泣きながら下がる黄瀬に心の中でそう呟いた。







/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp