ヤマネコ-ノ-ツガイ【アッシュ】BANANAFISH
第14章 消えない傷
「…大きい声が出たな。今のとこ気持ちよかったろ、お前の体の中で1番直に快感を得られるところだぜ」
「危ね、今の声でまた勃ちそうだった…クリってガキでもイイんだな」
「まあ、今は薬のおかげでどこ触ってもイきそうだけど」
『…あっ、はぁ…ッ』
「また蜜が溢れてきた…そんなに欲しがるなよ」
「あ〜、こいつのヴァージンはあいつに譲らなきゃいけねえのか…もったいねえ」
「お前がえっちなおねだりをいっぱいしちまう淫乱猫だって知ったらアッシュはどうするだろうな?」
「こいつらがセックスを覚えたらずっと盛ってんじゃねえの?」
「まあこいつのココがアッシュを求めるようになっちまうんだろうから、それも仕方ねえよ。こんなに快感に従順な女が近くにいるなんて…羨ましい」
くちゅん、と指が動いて昨日のように目の前で見せつけられる。透明な液体はとろりと男の指を流れていた。
「ほら、見てみろよ。昨日よりトロットロだろ」
『…ぅ、……はぁ』
「うわ、本当だ。なあ早くあいつに突っ込んでもらえよ、そしたら俺たちも楽しめるんだからさ」
「…あ、おい…」
私は床にズルッと倒れ込んだ。
体の疲れが一気に押し寄せて、少し気だるくも感じた。
「あんだけイきゃこうなるか…、薬も切れてきたんだろう、とりあえず体拭いて新しい服着せるか」
「鍵は向こうのヤツが持ってるから檻開けられねえけど、どうする」
「まだ時間あるしなんとかなるだろ。」
ようやく呼吸が落ち着いてきた。そしたら今度は眠気で頭がぼんやりしてくる。口の中やお腹の不快感よりも瞼が重い。
ふっと頭に浮かぶ大好きな姿。
“「ユウコ…」”
『ア…スラ、ン……』
アスラン…、
早く会いたいな…
アスランが出ていってから今までのことは、なんだか他人事のような夢の中のような感じで記憶がハッキリしない。でも脳が、体の奥底がただただ気持ちよくて…その余韻に浸っていた。
アスランのことを想いながら私は目を閉じた。