第4章 培われしは藍晶石の光輝
ショートパンツもタイツもずらされ、外気に晒されたそこを、二本の指で割広げる。
彼の目は私の恥部を見て、少し興奮しているのか…しかしどこか冷めたような目で、見るばかり。
「…ひくついてんぜ?それに濡れてる…どういうことだよ、この淫乱」
『!!!!…ち、が…っ』
「ここ、何人の男のもん咥えこんだ?窒息させかけて脱がせて見ただけでこんなになっちまう女がいんのかよ」
『だ、から…それ、は……わた、し…だから、前に言っ……、…や、…っ…』
はしたないの、見られた。
淫乱って…私、そんなんじゃない。
ちゃんと受け入れたの、受け入れようってしたの、貴方が初めてだったのに。
「ほら…すぐに指なんか飲み込んじまう」
『い、言わな…ッ……、…いた、いっ…抜いて!!』
一気に二本、解しもせずに勢いよく入ってきた。
「何、足りねえって?」
『!?違…ッ、……っっ!!!!?』
三本目。
質量感に、脚をばたつかせる。
やばい、これダメ。
「何が違うんだよ…また濡れてきた」
『……、…ッ…』
腰を捩って、少しでも抜こうって。
あ、ダメだ、いつもの癖だ。
「…逃げんな」
『ッ、あ…っ、あ、ひああッ…!!』
奥まで、逃がさないというように入ってくる。
そのままうつ伏せにされて、上から捕まえられて…まるで動物の世話をするように、ナカの蜜を掻き出すように指が出入りする。
こんなの聞いてない、こんな拷問知らない。
こんな…こんな、中也さん……私、しらない。
途端に、背筋を舌が這う。
それに背中を仰け反らせて嬌声を上げれば、今度は項に噛み付かれる。
『あ、…ッ…、ぁ、や、…っ…たす、け…ッ』
頭の中に、彼はいるのに。
そこにいるのに。
なんでだろ、私にこうしてる人物がこの人なはずなのに、まだ助けてって叫んでる。
「……“海音”」
『…、え……、なん…ぁ…、ごめんなさ…』
男の吐息…男の人の本能。
押し付けられたそれらが、頭の中で溢れてやまない。
あ、どうしよう、私なんでこんなことになってるんだっけ。
なんで、なんで私ばっかりこんな…こんな、…
「ほら、吐いちまえば楽になる」
『………、たす、け…ッ…』
「言ってくれれば、助けてやれるから」
『だざ…さ、……だざぃさ、…っ』
助けて。
助けて、太宰さん。
その言葉が刺さったのは、彼の方。
