第4章 培われしは藍晶石の光輝
世間一般からの評価はそうだ。
まあ、俺自身そういう自覚もある。
「いいんだよ、同意があるから」
「中也殿が迫ったのか…パワハラというやつですな?」
「だから違えって」
どう足掻いても、無理矢理俺が付き合わせているようにしか見えないらしい。
まあ、絵面からしてみても完全に俺がロリータ・コンプレックスなるものを患っている重患者のようにしか見えないのだろうが。
「じゃあ一体どんな成り行きで…?…寧ろ中也さん、いつも言う事聞かねえだの直ぐにどこかに行くだのって愚痴ってたくらいなのに」
「?飲みに言ったらそうでもなかったが、そうなんです?仕事の要領がいいとか、何をするにしても効率が良くなったとか、おちょくっては来るけど他にはしてないしいっその事懐いてるんじゃないのかとか…」
「色々見た結果後者だったってことだよ。あと、俺あいつのシークレットサービスとして契約結んでっから…手ぇ出したらそのつもりでいろよ?」
「外堀からってやつですね」
「リア殿胸も大きいですしねぇ」
「待て手前今なんつった梶井」
まあ、見ればわかる。
年頃の女を見ることもまあ無いが、あの歳であれは凶器だろ。
あそこからまた少し成長するのかと想像すれば、いかに敵が増えるかなど想像しなくとも予測が…
「……あいつってやっぱりモテるよな?世間一般の女どもより端正な顔立ちしてっし、スタイル良いし可愛らしいし」
「一周回ってただの惚気になってますよ中也殿?」
「しかも料理まで絶品だしあの人懐っこさは…」
「人懐っこいところとか見てみたいんすけど寧ろ…想像つかねぇ」
周りからだと、やはりそうだったらしい。
俺だって知ったのはこの春からなんだ、見せてたまるか…見せつけてやりたい気はするが。
「そういえばもうすぐ中也殿も誕生日ですが、ご予定は?一杯くらい行きますか?」
「あ?誕生日くらいはリアと……いや、あいつもしかして仕事か?…そもそも俺の誕生日とか興味あんのかなあいつ」
「……中也さんて結構繊細ですよね?というか、寧ろあいつの誕生日はいつなんです?」
「リアの誕生日?……桃の節句」
履歴書を見ただけだから、本人に知っていると言ったことがある訳では無いが。
「…なんて言うか、女の子っすね」
「可愛らしく思えてきますねそれだけでも」
「は!?あいつは元々可愛んだよばぁか!!!」
