第4章 培われしは藍晶石の光輝
続けているうちに彼の目も開かれるようになって、私の表情を堪能されるようになっていく。
『ン、…♡……ッ、ぁ……♡』
「…えらいじゃん、息継ぎ上手くなってきた」
『…ちゅ…ぅや、さ……ッぁ…上手…?』
「おう、上手い上手い…すげぇ可愛い。…まだしたい?」
『………気持ち、ぃ…?』
「…気持ちいい」
気恥しそうな声で、優しく教えてくれた。
彼も、心地よいのであれば…それなら、いいやと。
『ん…、…し、た……キス、…します………か…?』
「お前それ俺に許可とか必要だと思ってんのか?」
『え、…い、嫌かなって……わ、私なんかとそんな……そんなの、』
「なんでしたくもない相手に自分からディープキス迫る男がいんだよ?」
言われてみれば…そういうもの、なのか。
少し疑問を持ちつつも、しかしどうすればいいのか分からないだけでなく自分からするような勇気さえなくて、動けない。
『……口…犯し、て……ちゅうやさ、ん』
「…やり直し。もう一回」
『?…犯してください、?』
「違ぇよ、俺はお前のこと犯す気ねえし」
『………舌、ちゅーしてくだ、さい…たべて。私の口…ぜんぶ』
好きなように、して。
貴方のものに。
こんな事強請れるんだ、私。
私に強請らせてくれるんだ、この人は。
「ほんとに食っちまうけど?そんなこと言われちゃ…」
ツツ、と親指で撫でられる唇。
ぞわ、と背筋が震えれば、しかしその感触に珍しくよろこんでいる自分がいることに気が付いた。
そのまま自分から彼の指に唇を押し付けて…ぱく、と先を口に含んでしまう。
ビクリと彼の手が反応するけれど、抵抗はされない。
それどころか、もう少し中に指を進めてきて、舌を目掛けて撫でてきた。
本人のよく言う、可愛がるという行為のように。
『ァ、…っ……♡……ふ、あ……♡』
クチャ、と時折響く自分の水音が直接耳まで響くものだから、余計に恥ずかしい。
「…本当に食べていいのかよ?既にやられ気味じゃねえの」
『ン…、シて……っ』
「あーらら、これは……お嬢さん?大丈夫か?」
『い、い…ッ……噛んじゃった、から…お仕置き、して…♡』
最後まで、とは言わずとも、どこまで望んでいるかはバレてしまう。
私、貴方のものになりたいの。
「仕置き?…やだよ、最初は甘えさせてやりてえもん、俺」
