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【NARUTO】柔らかな月を見上げて

第22章 葬儀と日常生活へ


「もう、助けてくれても良いのに」

私は近くに寄り、ムスッと膨れっ面で、となりに座った。


部屋を見渡す。まだ生徒は数人しか来ていない。早めに着いたようだ。


「花奏なら、一瞬で倒せるだろ。お前の実力が見れる良い機会だと思ったからな」

私は半眼だ。
倒しちゃダメでしょう。



「……あのね、私は、目立ったらダメなの。静かにしなきゃダメなの」

私の正体は、
バレたらダメなんだから。

「……あれ、それ、忍の心得?」

サスケ君は、忍の心得が載る本を
パラパラとめくる。

忍として、
どのように任務をすべきか
書かれている。

懐かしい。
私はとなりから覗いた。



ーー第25条
涙を見せるべからず。



……私は暗部なのに、
そういえば、よく泣いている。



「どうした花奏」

「いや、この本」


べつに読まなくとも……



「おはよーー!!!
サスケくぅぅーーーん!!」



どん。と、
吹っ飛んだのは私だ。


端から転げて尻餅を着いた。

びっくりした。

もうサスケ君が見えない。
わらわら人集りができた。


「サスケ君おはよう!心配したんだよ?
大丈夫?もう身体、大丈夫なの?」

長い金髪のポニーテールの女の子が1番に喋った。

「サスケ君、無理しないでね?なんでも言ってね??」

負けじと、ピンクの髪の、長い赤いリボンを付けた女の子が目を潤ませる。

「サスケ君、なにかして欲しいことある?」

競争が激しい。

「サスケ君」「サスケ君」と連呼されてる。とんでもない人気だ。

「うるせぇな」

サスケ君はなんか言ってるけど、全然聞こえない。人気者は大変だ。

私は、邪魔だろうと思い、立ち上がって少し離れた場所に座った。離れていても、教室の範囲内なら、助けに行ける。


私が座る、となりには
金髪の男の子がいた。

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