第22章 葬儀と日常生活へ
サスケ君が完全に寝たのを確認後、すぐに影分身を出した。
「なにかあったら教えて」
影分身は頷く。
私はアパートを出た。
「ニャァ」
小さな鳴き声が聞こえた。横をむくと、
階段付近で座る白い猫がいるのだ。
立ち上がり、
とことこ、歩いてくる。
「ニャァ、ニャア」
毛並みが綺麗で真っ白。足に、するりと、身体をすり寄せる。仕草が可愛い。
「きみ、なんて名前?」
前屈みになり、頭を撫でた。全然逃げない。気持ち良さげに目を細めてる。まん丸の瞳がとっても綺麗な猫。長い尻尾が、するりと腕に当たる。
横から猫の背中を触った。ショートヘアの短い毛並みが、サラサラして気持ちいい。
「飼い猫かな?」
脇のしたを抱えても、なんも言わない。逃げない。嫌がらない。人間慣れしていた。……ん?あ、オスだ。
「ニャァ」
「あ、早くしなきゃ。じゃあね」
猫を置いて、ひらひら手を振った。白い猫は、私を追いかけて来ない。「ニャァ」1鳴きすると、大きな欠伸をして、床に前足をついてお尻を上げて、伸びをしている。
そのまま扉の前に座り、丸くなった。ゆっくりまぶたを下ろした白い猫。尻尾が床で動いた。
「バイバイ」と小さく手を振り、
私は急いで木ノ葉中央通りに向かった。