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幸福のレシピを貴方に。(食戟のソーマ)

第4章 ドキドキ!?宿泊研修。えっ!3年生だから参加しませんよ?


「でさ、デートの話なんだ・・・うぐ!?」

「ゴホンッ!すまなかったね。先程、コレにも言ったんだけど、手伝いに来てくれるなら非常に有り難いよ。いや、ね?また閉鎖予定の本丸受け持つ事になって、もう、猫の手も借りたいくらいでね。嫁さん達にも手伝って貰ってるから、美味しいご飯で労ってあげてほしいんだ。」
政府役員の鳩尾に重い一撃を浴びせた後何食わぬ顔で研修の話を進める。

ここだけの話。最近、神隠しやら、殉職やらで頻繁に引継ぎ出来ずに閉鎖の道を辿る本丸が多い。
そして、その引継ぎ(尻拭い)に駆り出されるのが政府直属の特別本丸である神菜やある程度審神者不在でも自本丸での生活、防衛に支障ない程度ベテランの審神者だ。
この壮年の男審神者は今回受け持った本丸を合わせて10の本丸を管理運営している。
家族と毎日ローテーション組んで各本丸の様子を見ているそうだ。

「フチさん。いい加減、休んだら?」「休んでるよ?妻は山城国の本丸で息子は実家、娘達は、備中と越中の各本丸で、僕はウチの本丸で、アハハハハハ!何?この単身赴任家族、ウケるわー」

・・・・・・・目が死んでる。

「早急に式神義骸を持つべきなのでは」
「アレねー。自分の霊力を込めないといけないから、疲れるんだよねー。あくまで管理者は僕だし。義骸に頼りっぱなしになるのもねー。だから、時間だけ合わせて皆で美味しいもの食べるっていうのも気分転換になるから楽しみだよ。よろしくね?」

やんわりと微笑む男審神者に感謝を示す為、一礼する。


「しっかし、ババアの孫がもうJKかぁ、あんなにちっちゃかったおひいさまが、大きくなったもんだなぁ。」

サワラと呼ばれた政府の役員は、政府の結界やその他演習などで施される大々的な術を担当する部署に勤めている。言うならば現代の陰陽師集団。
直接的な面識はほぼないが月1というか毎日彼らの部署には審神者はお世話になっている。


政府の役員、というか審神者は、総じて年若くみえる。その中でもこの人達はエイジングケアでもしてるのかというくらい変わり映えのない。
幼稚園の時から変わらない容姿に安堵とは別の感情が芽生える。
自分だけ取り残されてる様な気分だ。


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