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幸福のレシピを貴方に。(食戟のソーマ)

第4章 ドキドキ!?宿泊研修。えっ!3年生だから参加しませんよ?



 「因みに俺の事は別に気にしないでいいぞ?その辺の流しで髪洗えれば良い。客人らで気楽に決めて気楽に入っててくれ。」

 鶴丸に言われた一同は両者互いに目と目で会話をしていた。普段ならば前述した通り女性優先でお風呂に入って貰うべきだろう。
 『レディーファースト』。しかし、コレはあくまで、風呂場が一つであった場合だ。
 
 件の小麦粉爆弾やら、台所の煤煙でモノクロカラーの人間がほとんど。とはいえ、竜胆や折敷は神菜と一緒にいて一時離脱しており、多少煤で汚れた程度。

 小麦粉爆弾を被ったのはそれ以外。神菜の妹、それに付き添っていた小さな狩衣コスプレしていた男の子。小麦粉爆弾設置容疑者で案内役任された鶴丸と呼ばれた古式ゆかしい名前の儚げな青年。
 司、茜ヶ久保、女木島、斎藤、紀ノ国、叡山、久我。計十名。
 男女に分けると、男は7名、女は3名。被害を被らなかった2名を換算しても男の方が多い。

 効用が一緒であるならば数が少ない方が狭い方を使うべきだ。
 と、今時男達は、目だけで訴える。ムサイ上体格も良い男達で狭い個室に入れば、おしくらまんじゅう状態の上風呂場が蒸し風呂になる事必見。
(((((それだけは絶対!死んでも、ヤダ!!)))))
全力拒否だ。

 しかし、女性陣も納得いかない。気持ちはわからなくもないが、此方もあんな豪勢な広々とした浴槽見せられてからこっちの風呂入れなんて、酷だ。此方には家主の妹や同居人がいる。この家の住人が優先だろう。
 ((((勝機は我等にあり))))

 譲り合いの精神は戦さ場においては存在しない。

 「じゃんけんで決めるか?」「ふむ人数も多いので代表を立て決めよう」「責任を負わせるのは、勝ち抜き戦で良いんじゃない?」
「こっちはすくないんだぜー?勝ち抜きじゃ不利だ」「じゃんけんは公平とは言えないわ」「なら先に三回勝ちにするか」
「もも、じゃんけん弱いのに、」「こっちの方が多いんだし、譲れよ。もしくは一人ずつ順番に入れば」「ならくーちゃん後で入る?」


たかが風呂、されど風呂。両者引かぬ、譲らぬ、負けられぬ。
「なにしてんですか?」「今剣、どちらの風呂場使うか揉めてるんだ。」
「まーったく仕方ありませんね。姫さま、僕といっしょに、さき、入りましょう」「ん」「お、姫さんが入るなら俺も入るわ」「つるは引っ込んでなさい。」
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