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幸福のレシピを貴方に。(食戟のソーマ)

第4章 ドキドキ!?宿泊研修。えっ!3年生だから参加しませんよ?


「おまたせー。旅道具やっぱりあったよ。何と旅装束や手紙一式まで!これ使えるかな」
 風呂敷に包まれた修行セットを渡される。
 
 「多分使えるとは思うけど、これはいざと言う時用にとっておいて。他の人達は?」
 代表で竜胆が様子を見に来ただけで現在明紀と竜胆と光忠と私しかこの部屋にはいない。
 「今剣くんがりっちゃんのお守りついでに案内してる筈だよ。第一部隊が出陣からそろそろ帰ってくるよ。出迎える準備してくるね。リンちゃん何もおもてなし出来ないけどゆっくりしていってね?」
やんわりと微笑んでから光忠は部屋を出て行く。
「光にい相変わらずだな。」
 「うん。でも、もう二度と出陣させられないから、申し訳なくもある。」
 彼は唯一、先代審神者から譲り受けた刀剣の為、手入れが出来ない。軽い傷ならば霊力を流して無理矢理治すことが可能だが、送る霊力の量が普通の刀剣達の十倍は必要な上、刀剣自身の負担もかかる。元々、近侍などの執務の補佐の為だけに譲渡を認められた刀剣なので仕方ないと言えば仕方がないのだ。
「光忠に留守を任せるって手もあるにはあるけど、いかんせん。人型顕現持続の為に遠距離で霊力供給はかなり辛い」

 人間として顕現させるのは、かなりのハイリスクハイリターンなのだ。最近気付いたのだが、人間で長時間顕現させると霊力が消費される上、疲労状態になる。それが1日続いてしまう上、回復の為に手入れすると重傷時と同じくらい資材を消費する事が判明した。
 現在、専用の義骸を買おうか検討中だ。

 元々義骸は現世に降り立つのが困難な審神者の為、霊力や神気を外部に感知させない仮初の器としてほんの数年前に政府が開発した代物だ。審神者専用と言われてるが刀剣男士にも使えるらしい。
 メリットとしては少ない霊力供給で長時間行動可能な上、身体機能もある程度設定できる。使用時使用後の疲労感もないと聞く。デメリットとして非常に高価な代物な上、壊れやすい。

 「今回の作戦の報酬に貰えると一番いいのに」
 
 ため息をつきながら本題の修行を誰に行かせるかで悩んでいると

 爆発音が聞こえた。

「ご、ごほごほ!もぅ!だれですか!?畑に小麦粉ばくだん仕込んだのは!!」
 「お、おど、ろきだじぇー」

 「はぁーー」
また一つ研修前に済ませなければいけない事が増えた。
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