第4章 ドキドキ!?宿泊研修。えっ!3年生だから参加しませんよ?
「「「「「「「ごちそーさまでした!!!」」」」」」」
「はぁー。美味かった。叡山、相変わらずいい腕してるわぁ。」
「その割にはこっちのスパゲティ残してるみたいだけど」
全員追加で出した菜の花スパゲティを完食したが、先出ししたものはまだ大分残ってる。
「流石にそのスパイス入ったものは遠慮したい・・・かな?」
「一口で撃沈するとは思わなかったぞ?」
「ひどいもの食べさせられちゃった。まだ口の中が痛いよ。ねぇーブッチー?」「・・・・悪いが俺も無理だわ」
遠月十傑入り三年生組は竜胆以外蒼褪めた顔していた。
「だらしないなぁ!お前ら」
小林竜胆は最初こそ撃沈して三途の川に旅立ちかけたが何だかんだ残さず食べた。
「勿体無いなぁ。アキちゃん。食べるの手伝って。」
「う、今日・・・ちょっと腹の調子が「じゃあ今日の夜は作らなくていいね?」・・・と、思ったけどお腹空いてるわー。うわぁーい。パスタぁー。ボーノトマト♪ボーノトマト♪ってこれ和風の味付けじゃん!?こんちくしょ!」
泣きながら、折敷はパスタを腹に収めていく。それを一瞥した後、頂いたお茶菓子を開ける。
最近流行の可愛らしい動物の形をしたマカロンだった。
「あら可愛い。写メろうっと。理美、食べる前に寧々さんにちゃんと御礼言いなさい?って、コラ!理美どこ行くの!」
可愛らしい形のお菓子に食指が伸びたのか珍しく理美が真っ先にお菓子に食いつく。
しかし、三つ程持ってすぐに部屋を出て行ってしまった。
「ああ、良いんです。突然押しかけた手前、申し訳なくて」
「その事はもう良いです。来てしまったもんは仕方ない。とりあえずお茶淹れるか。この感じだとお茶は何が良いかな?」
と思案してると襖が開き、鶯色の髪と瞳をした男が入ってきた。
「主、ちい姫に頼まれて茶を持ってきたぞ?これで足りるか?足りなければ歌仙に頼むが?」
ポットを差し出す。中には香りの良い玉露茶。歌仙にしては珍しいなぁ。このお茶出すの渋るのに。
「十分です。ありがとうございます。いくつかそっちに持って行きなさい」
「俺はこれから出る。それに、ちい姫からひとつ貰ったから大丈夫だ。ソレはお前達で食べると良い。」
「そうでしたね。お茶を淹れたらすぐに向かうわ」
心得たと頷き襖を閉じる。
