第1章 1
私は男を睨みつけた。怒りと憎しみを込めて。たとえ誰も助けに来なくても。この男に好きにされても、気持ちは絶対やらない。
「好きにすればいいわ。別に惜しくも清くもない体だもの。でも心は絶対渡さない」
「いつまでそんなこと言ってられるかな?」
そう言いながら男は私の首を舐めた。
「んんっ」
どうしようもない快感に声が漏れる。漏れた声が悔しくて、まだ微かに動く手で口を塞いだ。すると男は私の両手を掴んでベッドに押し付ける。
「ダメだよ塞いじゃ。気持ちいい証拠でしょ?」
そう言いながら男は右手を自分の手元に持っていき、指を口に含む。
「んっ……ぁ……ゃ……ぁぁ…」
きつく吸ったり、甘噛みをしたり、舐め回したりとしたい放題。私はその度に反応し、声を漏らす。
こんな男に……
悔しさで涙が頬を伝った。それを見た男は私の涙を拭い、顔を近づける。
「可愛いなぁ、そんな顔しないでよ、我慢できなくなっちゃう」
嬉しそうに笑う男は私の胸に手を伸ばし、先を弄ぶ。
「んっ…あ…やめ……」
片方を口に含み、下で転がしたり、甘噛みをしたり、きつく吸ったり。私の体は限界に達しようとしていた。
「や………ぁ…………」
「イきそう?いいよ?イって、ほら」
胸の先を口に含んだまま男は下に手を這わせた。
くちゅ
下着をずらして直接触る。そこは既に自分でも分かるくらい濡れていて。私は目を瞑った。
「ぁ………や……んん………」
もう……だめ………
頭が真っ白になりそうになりながら私は快感に悶えるしかなかった。男はそんな私を満足そうに眺めながら。胸をきつく吸う。
「んっ!」
………いや…こんな……
「イきそうだね、ほら、イって!」
その言葉と同時に男は指を中に入れ、胸の先を噛んだ。強い刺激に私の体は跳ね上がり、体に電流が走ったような感覚に陥る。
私がイったのがわかったのか、男はいったん手を止めた。私は涙を流しながら力が抜けていくからだをそっとベッドにあずける。
「ホントに可愛いね、もう俺が欲しくなってきたでしょ?」
「ありえないから………!」
私の反応を見て楽しんでいる男を私は睨みつける。すると男は不思議そうな顔をした。